DUO3.0例文解説メモ #049
DUO3.0例文の49本目です。
この例文で出てくるdisgustingは比較的フォーマルで「吐きたくなるぐらい気持ち悪い」といった感じのニュアンス。海外ドラマを観ていると、grossやcreepyが似たような意味でよく出てきます。
habit
「習慣」「癖」等の意味を持つ名詞。語源は、語根habit(持つ)を持っており「日常的に持っているもの」ということ。ここから冒頭の意味につながっている。前の例文で出てきたinhabitant(住民)という単語も同語根を持っているので、内容を読み返してもらえると語根と意味の紐付けが強化されると思う。
なお、habit of …ingという形で使われる場合は基本的に定冠詞theが付くが、動詞がhaveのときはこの例文のようにa habitとなることもある。この場合、彼はいくつか癖(習慣)を持っており、その一つというニュアンスになる。そのため、彼はいくつか癖があるがその中で爪を噛むというものを取り上げて会話を進めているという理解になると思う。
bite
「噛む」「噛みつく」といった意味を持つ動詞(名詞の意味もある)。日常会話で使う場合は、受動態<be bitten by…>で、蚊や虫に噛まれたという形で使われることが多い印象がある。
absolutely
「本当に」「完全に」等の意味を持つ副詞。語源は、ab(離れて)+solute(緩める)+ly(副詞語尾)→「何かを緩めて分離させる」ということ。ここから、分離しきって最後に残るものは「完全なモノ」「絶対的なモノ」というニュアンスから冒頭の意味につながっている。なお、語根solute(緩める)を持つ単語としてはsolution(解決)、resolution(決議)等がある。
disgusting
「気持ち悪い」「ムカつかせる」等の意味を持つ形容詞。動詞disgustの現在分詞が形容詞化された単語となる。動詞disgustは「うんざりさせる」「気持ち悪くさせる」等の意味を持ち、語源は、dis(否定)+gust(おいしい)→「おいしくない」ということ。ここから「嫌気」「何か不快にするもの」といったニュアンスとなり、前述の意味につながっている。
ちなみに、gustはファミレスのガストから連想するのが良いと思う。ガストの由来は、スペイン語のgusto(おいしい)となる。
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