DUO3.0例文解説メモ #506
DUO3.0例文の506本目です。
chuckleはチャックのカチャカチャ感をイメージできれば意味が分かりますね。
chuckle
「くすくす笑う」「含み笑いをする」等の意味を持つ動詞(名詞の意味もある)。語源は、chuck(チャック)+le(動作の反復)→「チャック動作を反復する」ということ。ここから、チャック時のカタカタとしたノイズを意味するようになり、それが「くすくす笑っている様」に似ていることから冒頭の意味につながっている。
have on…
「…(衣服など)を身に着けている」という意味の句動詞。分解して考えれば、have(持っている)+on(接触)→「接触して持っている」となり意訳すれば冒頭の意味となる。なおこの例文では、sweatshirtがonの前に来る形となっている(語順についてはこちらで説明しているので気になる方は一読して頂ければと思う)。
sweatshirt
「スウェットシャツ」「トレーナー」等の意味を持つ名詞。語源は、sweat(汗)+shirt(上着)→「汗を良く吸収する上着」となり冒頭の意味につながっている。日本語でも日常的に使われているので特に問題なく理解できる単語になると思う。
backwards
「(衣服が)後ろ前に」「後ろ向きに」「(時間的に)遡って」「後退して」等の意味を持つ副詞(形容詞の意味もある)。語源は、back(後ろに)+ward(回転してその方向へ)→「後ろに回転してその方向へ」ということ。
ここから、①物理的な後ろ→「(衣服が)後ろ前に」「後ろ向きに」、②時間的な後ろ→「(時間的に)遡って」、③進捗としての後ろ→「後退して」という具合に冒頭の意味につながっている。
なお、イギリス英語では、形容詞の意味ではbackward、副詞の場合はbackwardsという使い分けをするようだが、アメリカ英語の場合はどちらともbackwardで表す傾向があるらしい(この辺りは、アメリカ英語はシンプルな形を好むというように覚えておけばよいと思う)。また、接尾辞-wardを持つ単語はリンク先にまとめてあるので内容を確認してもらえれば語源と単語のつながりが強化されると思う。
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