【英語教材】American Idioms Handbook
中級以上を目指すのであれば持っていて損はない書籍だと思います。
管理人はKindle版を保有しています。
イディオムとは
イディオムは「複数の単語から構成される表現」のことです。習慣的な言い回し、慣用句もその中に含まれます。具体例を挙げれば、get into shape(体調をよくする)、take care of…(…の世話をする)といったものがあります。なお、句動詞の記事を別途書いていますが、句動詞もイディオムの一つとなります。
American Idioms Handbookの良いところ
ここでは、管理人が感じた同ハンドブックの良いところを3点ほど紹介します。
アメリカの表現説明
下記は、makeを使ったイディオムの説明ページになります。イディオムのそれぞれの意味に加えて例文が掲載されています。なお、管理人が一番良いなと感じたのはNoteという項目にアメリカ英語の特徴メモが書かれているという点です。
下の場合、アメリカ英語だと「make a testとは言わずに、take a testという表現をするよ」ということです。こういった説明は非ネイティブにとっては非常に参考になります。
決まり文句について
英語に限った話ではありませんが、挨拶表現、返答表現など定型化されている表現がいくつか存在します。非ネイティブからすると、細かいニュアンスの差が分かりにくいのですが、同書には代表的な表現が説明と共に紹介されています。
下記はThank youに対する返答を紹介しているページになります。表現の種類(簡単な説明もあり)に加えて、フォーマル度についても言及されいるので学習者にとっては非常に参考になります。
イギリス英語との違い
イギリス英語とアメリカ英語では一部の表現に差が見られます。同書には代表的な表現について掲載されています。例えば、下のページであれば表内にあるようにアメリカ英語では左の表現を使って、イギリス英語では右の表現を使うという説明になってます。イギリス英語とアメリカ英語の違いを学習したい人にとっては非常に参考になる内容だと思います。
総評
基本的なイディオムに関しては、当サイトの基礎編で紹介している教材で学習するのがお勧めです。ただ、それ以降は自身で選んだ教材を使って学習することになりますので、その際に役立つ書籍になるかと思います。
挨拶表現、返答表現などは「英会話」「海外ドラマ」を通じて表現を学ぶことは出来ます。ただ、ニュアンスの違いまでは把握しにくいと思いますので、そういった時に同書を参照すると理解度が深まるのではないかと思います。管理人もそのような使い方をしています。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません