【学習法】4. FAQ ~英語学習における疑問点について~
2022年2月28日英語勉強法
英語学習をする上での「素朴な疑問」や「記事化してないもの」についてQA方式にしてまとめています。
当サイトの英語学習法については記事にしていますが、記事内で触れてないものについて少し補足する形でFAQを設けています。追加依頼ありましたら、コメントにて連絡頂けると幸いです。
FAQ
~必要に応じて更新していきます~
はい。英語を英語で理解するためには必須だと思います。ただ、和英辞典から英英辞典への移行時期については各々の判断でよいと思います。
無理に英英辞典に切り替えてしまうと、それがストレスで勉強自体が続かなくなってしまう可能性もあるので、基本は「自分が使いやすい方を使う」というスタンスでよいと思います。
学習を進めていくにつれて和英辞典の内容では満足できなくなり、自然と英英辞典にシフトしていくと思います。
学んだ方が良いと思いますが、判断は人それぞれで良いと思います。
赤ちゃんが言語を学ぶように学べる方(当サイトでは本質学習と呼んでますが)はもちろん不要だと思いますが、当サイトの学習法を試されている方でも学ばなくてよい方もいらっしゃるかもしれません。
当サイトの学習法は、英語脳内に点を作ってそれを広げてつながりを強化することで英語脳ネットワークを構築しようという考え方です。
文法は、この作業を円滑に進めるための潤滑油的なものとなるのですが、この部分がなくてもできる(点をたくさん作れば勝手につながる=例文をたくさん覚えてしまえば自然と英語脳ができる)という方は無理に文法を学ぶ必要がないかもしれません。
別の言い方をすれば、もともと人間にはそのような能力が備わっていると思うのですが、臨界期を過ぎてしまうと、何らかの理由でその能力が低下してしまうため、それを補うために文法を勉強した方がよいという考え方です。
音が正確に捉えられれば良いと思います(要は、音声インプットができるということです)。
管理人は海外駐在を経験していることもあり、日本人をはじめ第二言語として英語を勉強した方と話す機会が多々ありましたが、発音の良さと英語の運用力は必ずしも比例関係にない印象を持っています。
とはいえ、英語には20個以上の母音があり、それを日本語の5つの母音に(脳内で勝手に)変換して入出力してしまうのは、学習する上で非効率だと思いますし、聞き手もストレスを感じるはずです。
そのため「音は正確に捉えられるレベル」をまずは目指し、後はスピーキングやシャドーイングを通じて、自分の発音を矯正していけばよいと思います。
ちなみに管理人のレベルは、音は正確に捉えられるが自分が思うように発音はできていない(ネイティブに似せきれていない)と自己診断しています。
似せきれてはいませんが、オンライン英会話で先生から「発音をしっかり区別できているねぇ」といったコメントを何度かもらっていたので伝わってはいるのだと思います。
当サイトでは同用語は使っていませんが、次のような対応関係に近いと思っています。
・精読・精聴:「基礎」「伸ばす」
・多読・多聴:「活かす」「楽しむ」
精読・精聴で英語の基礎を作り、多読・多聴を通じて伸ばしていくというのが一般的によく言われる学習法です。ただ、多読・多聴の部分を実践するのが管理人は苦だったので「活かす」「楽しむ」という形で置き換えています。
具体的にどういう点が苦だったかというと、多読・多聴の例として、英字新聞、英語書籍、英語ニュース等が挙げられてることが多いですが、そもそも日本語でも読まない内容を読む気になれませんでした。また、日本語で情報入手できるのであれば、敢えて英語で読む必然性もないと思ってしまいました。
であれば「英語でしか入手できない情報を得る」「英語を使って楽しむ」ことを目的にした方が、モチベーション維持にもつながると思い「活かす」「楽しむ」という括りにしています。
当サイトでは音読についてはあまり触れていません。これは、音読が無駄だと考えている訳ではなく、音読しにくい環境(細切れ時間、通勤時間 etc)を活用して管理人が勉強していたためです。
加えて、具体的に○○回やれば良いという基準もあまり好きではなかったので、積極的には実践していなかったという背景があります。例えば、10回と9回の差はあるのか?、集中しなくても10回読めば良いのか?等の疑問を持ってしまうタイプなので。
そのため、文単位であれば瞬間英作文方式、ストーリー単位であれば、一旦頭の中に全部入れてしまい、何も見ずに一気に話すという形を主に採用しました。
この方法だと、英語が上達するにつれて割く時間も自然と短くなっていくという特徴があります。そのため、自分の成長も実感でき、モチベーション維持という面でも管理人には合ってました。
当サイトでは、YouCanSpeakや森沢先生の本を紹介しておりますが、同教材の中には、明らかにネイティブは使わないだろうという表現も散見されます。
ただ、瞬間英作文の主目的は、ネイティブが使う表現を学ぶことではなく「知っている文法知識を使えるようにすること」だと管理人は認識しています。
そのため、明らかに変な文章があるから、瞬間英作文は意味がないと考えるのではなく、英語脳を構築するための一つのトレーニングと割り切ってトレーニングすることが重要だと思ってます。学習を続けていけば、適切な表現に是正する機会はいくらでもあります。
継続して取り組むことでネイティブのような英語も話せるようになると思っています。ただ、残念ながら当サイトで紹介している基礎をやった程度ではそのレベルには程遠いです。
とはいえ、基礎を終えれば、ビジネスで通用するレベルの英語力は身につくと思っています。実際、管理人も海外赴任をして分かったのですが、日本でいうところの課長・部長クラスの人たちは基本的にみんな英語を話します。ただ、全員がネイティブのような英語を話すわけではなく、基本的な単語・文法・構文を巧みに使って分かりやすく説明する人が多い印象です。
英語圏で仕事をされる方にとっては、基礎だけだと少し不十分だと思いますが、英語圏以外の国(英語を第二言語として学んでいる)であれば、基礎だけでも十分、意思疎通ができるレベルにはなると思っています。
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