【体験談】ESLPOD ~有料化された今でも超お勧め(一般編)~
ESLPODは個人的に超お勧めです。管理人もサブスク登録(Unlimited English版)しています。DUO3.0が好きな方は絶対にESLPODも好きだと思います。記事が長くなってしまうので一般編と魅力編に分けました。
この記事はESLPODの一般編となります。2016年に有料化されて以降、利用している日本人をあまり見かけなくなりました。。。
はじめに
ESLPODの概要について説明していきます。
ESLPODとは
ESLPODは「English as a Second Language Podcast」の略です。
第二言語として英語を学ぶ人に対して作られた長寿番組で、英語学習用のPodcastとしてはおそらく一番メジャーなものになると思います。
なお、Podcastは「インターネット上で音声や動画のデータファイルを公開する方法の1つ」です。世界中で色んなPodcastが配信されておりPCやスマホを通じてダウンロードして聴くことができます。簡単に言うと「ネット版ラジオ」といった感じです。
有料化により世界中からの悲鳴が
2016年に事件が起きました。
これまで無料配信されていたPodcastが完全有料化されてしまったのです!!
当時はESLPODを紹介する日本語サイトもかなりあったのですが、これを機にめっぽう少なくなった印象があります。
ちなみに管理人はもともと有料会員登録していたので「ふーん」という感じに受け止めてました。
概要動画
YouTube上にアップされている紹介動画です。約4分なので興味のある方は視聴頂けると概要が掴めると思います(全部英語ですが)。
ESLPODの内容
大きく分けて「Daily English」と「Cultural English」があります。それぞれの特徴について書いていきます。ちなみに、管理人がメインで使っているのは「Daily English」となります。
Daily English(1305本)
ダイアログ形式の教材となります。全て英語なのですが「非ネイティブ向けに作られている」のでゆっくり聞き取りやすい発音となってます。
上に載せている動画内でも簡単に紹介されていますが、次のような流れで音声が進んでいきます(1本当たり約20分となります)。
- ダイアログを学習速度(少し遅い)で収録(約2分)
- 単語や表現の解説収録(約15分)
- ダイアログをネイティブ速度で収録(約1分)
なお、Daily EnglishもCultural Englishもこれ以上本数が増えることはないようです。
Cultural English(603本)
ざっくり言うと「雑学+リスナーからの質問回答」となっています。
雑学は、アメリカの文化の事だったり、イギリス英語との違いだったり様々な内容となります。また、リスナーからの質問としては、似た意味を持つ単語の使い分けやニュアンスの差に関するものが多く、それらについてホストであるJeffが解説をしていくスタイルとなっています。
1本当たり約30分となります。
ESLPODの良いところ
管理人の学習スタイルとも関係する部分もあるのですが、次にような点に魅力を感じています。
- 検索機能がある
- Learning Guideがある(音声スクリプト+単語・表現の解説)
- 非ネイティブ用に作られているので解説が分かりやすい
- 内容が面白い
なお、ESLPODの魅力については別記事にしているので気になる方はそちらも是非参考にして頂ければと思います。
▶️【体験談】ESLPOD ~有料化された今でも超お勧め(魅力編)~
プランと価格体系について
価格体系について
有料プランには下記3種類があります(赤字の価格:2022/3時点です)。公式サイトはこちらからアクセスできます。
各プランの概要について
3つのプランの概要をまとめると次のような感じとなります。ちなみに、管理人が使っているのはUnlimited Englishとなります。
- English Collectionsは「50本単位で教材を購入するタイプ」。一旦購入すれば、MP3音声ファイルと解説PDFがダウンロードできるので半永久的に学習できます。
- Apple Podcastsは、毎月12本(Daily Englishが8本、Cultural Englishが4本)提供され、iPhoneやiPad上で学習できます。配信される12本は運営側によって決定されます。ダウンロードしておけば半永久的に学習できます。
- Unlimited Englishは「無制限にアクセスできるタイプ」。WEBブラウザ上での学習もできますが、iOS上で動作するTeachableというアプリでも学習できます。残念ながらダウンロードはできないので退会と同時にアクセスできなくなります。
管理人の活用方法
学習可能な教材が、Daily English(1305本)+Cultural English(603本)と非常に多いので、管理人は自分にとって必要なものを厳選して学習しています。
大きく分けて、次の2つを目的にエピソード選定して学習をしています。
ボキャブラリー強化
海外ドラマを見たり、人と話したり、教材を勉強する中で知らない単語に出会う機会が多々あります。もちろん、辞書で調べたり語源を調べたりして感覚と紐付けるのも有効な手段なのですが、加えて、どういうシチュエーションで使われるのかというストーリーへの紐付けも非常に重要です。
そして、シチュエーションとの紐付け部分にESLPODが非常に有効だと考えています。語彙の増やし方については別途こちらにまとめてますので参照して頂ければと思います。
▶️語彙の増やし方
シチュエーション別の表現学習
仕事関係でプレゼンをしたり、特定の話題について議論をするといったことがあります。Daily Englishにはビジネスで使われるようなダイアログも多数含んでいるので、自分にとって役に立ちそうなものをピックアップして学習をしています。
管理人の学習方法
上述した方法でエピソード選択をしたら、次のような感じで学習を進めています。
- 一通り聞く(約20分)
- 理解できない部分や聞き取れない部分があれば、Learning Guideで確認する
- ダイアログ部分のみをシチュエーションを想像しながら、役になり切って暗唱する
- 必要に応じて単語の語源を調べて記憶の強化を図る
管理人は、シチュエーションと単語・表現の紐付けを主目的としてESLPODを利用することが多いので、3に一番の重きを置いてます。
ネイティブ速度であれば1分程度の会話内容となるので、会話のシチュエーションを想像しながら暗唱(役になり切って発話する)して、内容が出てこなかったらLearning Guideをチラ見するという感じで進めています。通しで一度暗唱できればOKという基準でやっているのでそれほど時間もかかりません。
総評
ESLPODは基本的に新しいエピソードは更新されず、これまでにアップされているDaily English(1305本)+Cultural English(603本)を学ぶということになります。
管理人は少し異なる使い方をしている部分もありますが、これだけのエピソードをしっかりと学べば英語運用能力が向上するのは間違いないと思います。
日本人含め、英語を第二言語として学ぶ人ように向けられた教材となるので、当サイトで紹介している基礎を終了し、英語の基本回路ができた方の次ステップとしては、非常に有効な教材だと考えています。
ESLPODを紹介してきましたが、下記から無料版のエピソードがいくつか聞けます。まずはどんなものか確認してみて興味があれば、自分に合うプランを選ぶのがよいと思います。
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