【記憶定着】Ankiの使い方と便利なカスタマイズ ~忘却曲線に沿って問題を出してくれる神ツール~

2023年5月4日英語教材

管理人
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当サイトで管理人が勧めているAnkiの使い方について簡単にまとめています。
Ankiは平たく言えば電子版の暗記カードです。

忘却曲線に沿って問題を出してくれる神ツールです。しかも移動時間や細切れ時間を活用して暗記することができるので時短という意味でも超お勧めです。

概要

当サイトで管理人が勧めているAnkiの使い方について簡単にまとめています。

Ankiは平たく言えば暗記カードの電子版となります。Ankiは色々な機能を持っているのですが、実際に管理人が使っていた部分に特化した説明内容としています。詳細について知りたい方はAnkiの説明書を参照下さい。

便利だと思う点
  • PC上でデータ作成してWEB上にUPできる(同期設定すれば自動UPされる)
  • WEB上からiPhoneにデータをダウンロード(同期設定すれば自動ダウンロードされる)
  • 学習は細切れ時間を利用してiPhone上でできる
  • 忘却曲線に沿って問題を出してくれる

費用について

PC版、Android版、iOS版がありますが、iOS版のみ約3,000円でそれ以外は無料となっています。

iPhoneユーザにとっては有料となってしまうので少し残念な内容ですが、価格以上の価値はあるので購入を強くお勧めします。

AnkiMobile Flashcards
AnkiMobile Flashcards
開発元:Ankitects Pty Ltd
¥3,060
posted withアプリーチ

ダウンロードと基本操作

スマートフォンで閲覧されている方は「左図」=「下図」と読み替えて頂ければ幸いです。

ダウンロード

PC版の場合はここからダウンロードすることができます。
iOS版とAndroid版は上記のリンクからダウンロードできます。

起動~プロファイル登録


Ankiを起動すると左のような画面が出ます。初回起動時には、デフォルトで何らかのプロファイル(確かUser1)があると思うので、それを選択してもよいのですが、ここでは新たなプロフィールを登録する方法で説明していきます。なお、左図では英語とポルトガル語がありますが、これは管理人は登録したものとなります。

新規プロファイル名として「test」を追加してみます。この部分はお好きなプロファイル名にしてもらえればと思います。「追加ボタンを押す」→「testと入力」→「OKボタンを押す」という流れ「test」が追加できます。

左図のように「test」が追加されるので選択して開くを押します。

左図のようにプロファイルが「test」となります。同プロファイル内にデッキ(暗記カードの名称)を追加していきます。

デッキ(暗記カードの名称)の追加


ここでは「DUO3.0」というデッキ(暗記カードの名称)を追加します。「デッキ作成をクリック」→「DUO3.0と入力」→「OKボタンを押す」という流れ「DUO3.0」が追加できます。

左図のように「DUO3.0」というデッキが出来上がります。同デッキ内に暗記カードを追加していきます。

暗記カードの追加


前項で作ったDUO3.0のデッキに暗記カードを追加していきます。左の画面で「追加」をクリックします。

左のような画面が現れるのでノートタイプが「基本」、デッキが「DUO3.0」になっていることを確認します。そして、Front欄とBack欄にDUO3.0の例文を入力して追加をクリックします。

左の画面のようにDUO3.0というデッキに1つ新規カードが追加されたことが分かります。

暗記カードの学習方法


DUO3.0のデッキの学習をしていきます。左の画面でDUO3.0をクリックします。

左画面上で学習するをクリックします。

先ほど追加したカードのFront欄が問題として表示されます。

上の画面で「解答を表示」をクリックすると、左画面のように答えの英文が問題の下に表示されます。

左図の一番下に評価欄「もう一度」「普通」「簡単」があるので、例文暗唱の出来に応じて選択します。各ボタンの上にある時間はその時間が経てばもう一度同じカードが出てくるということです。また、記憶の定着度に応じて設定日数も自動で変化するようになっています。

暗記カードの編集方法


既存のカードを編集したいときは「ブラウザ」をクリックします(他にもやり方はあります)。

左のような画面が出てくるので、次の二つの方法で対象カードを選択できます。

  • 左側から編集したいデッキを選択し、右側に出てくる一覧から探す
  • 上側にある検索欄に適当なキーワードを打って検索する

アカウント登録(無料)と同期設定

アカウント登録をすることで端末で作成したデータをWEB上にUPすることができます。そのため、別の端末から読み込んでシェア(同期)することが可能となります。

データはPC上で作成しておき細切れ時間を活用するためにスマートフォン上で学習を行うといった使い方ができるので、個人的にはアカウント登録をお勧めします(メールアドレスさえあれば無料で登録可能です)。

アカウント登録(無料)


ここにアクセスし、AnkiWebをクリックします。

Sign upをクリックします。

メールアドレスとパスワードを入力してSign upをクリックします。

Terms and Conditionsの一番下にあるチェックボタンをクリックした後にContinueをクリックします。

登録アドレスにメールが届くのでVerify Emailをクリックします。

Verify Emailをクリックすると、左図のようにメールアドレスが認証されアカウントがアクティブになります。

同期設定


PCデータとWEB上データの同期設定をします。左図の「同期ボタン」をクリックします。ここではPCデータ⇔WEB上データで説明していますが、スマートフォン⇔WEB上データも似たようなやり方で同期設定が出来ます。

アカウント登録したID(メールアドレス)とパスワードを入力してOKをクリックします。一度同期設定をすれば、後はAnkiの起動時/終了時前に自動で同期されるようになります(マニュアルで同期することも可能です)。

アカウント停止について


AnkiのWeb版は無料となっているため、WEB上データに6カ月間更新がないとアカウント停止となってしまうようです。管理人は英語用とポルトガル語用のアカウントを分けていましたが、帰国に伴いポルトガル語の勉強を一旦ストップしたので左のようなメールを受信しました。端末に残っているデータは生きているので、再度アカウントを登録してデータをWEBにアップロードすれば、以前と同じように学習することは可能となります。

お勧めのカスタマイズ

ここでは管理人が実際に使っている設定やカスタマイズを紹介しています。

お勧め設定1:メモ欄の追加


例文暗唱でも触れたように、例文解釈のステップで「この例文から何を得ようとしているのか、広げようとしているのか」をメモしていきます。デフォルトのノートタイプにはこのメモ欄がないのでその追加を行います。
左図のようにノートタイプを管理をクリックします。

ノートタイプを追加しても良いのですが、ここでは「基本」を編集する形で説明します。そのため「基本」を選んでフィールドボタンをクリックします。

左のような画面が現れるので、追加をクリックし、Noteと入力してOKボタンをクリックします。

左図のように基本のフィールドにNoteが追加されますので閉じるをクリックします。

左図のカードをクリックしクリックします。

左図のような画面が現れるので、裏面のテンプレート部分を次のコードで置き換えて閉じるをクリックします。

左図のようにノートタイプの基本にNoteが追加されているのが分かると思います。

Note欄に情報を入力して解答を表示をクリックすると、解答と一緒にNoteを表示というリンクが生成されます。

上図のNoteを表示の部分をクリックすると、Note欄に書いた情報が表示されるので何を目的にこの例文を暗唱しようとしているのかを確認することができます。

お勧め設定2:デッキの階層化


管理しやすくする目的でデッキを階層化します。左は管理人が実際に使用しているAnkiの画面となります。DUO3.0に掲載されている例文は560ありますが、これを全て一つのデッキに入れてしまうと560文一気に学習することになります。学習を継続する上では、達成感は非常に重要な要素になってくると思いますので、管理人は左図のようにデッキを階層化しています。

上画面のようにDUO3.0に「1」という階層を加えたいのであれば、デッキを作成をクリックし「DUO3.0::1」と入力してOKを押します。

左図のようにDUO3.0の中に「1」という階層ができます。

お勧め設定3:タグの活用


暗記カードには「タグ」と呼ばれる欄が設けられています。ここに情報を入力するとブラウザ画面上でタグでソートできるというメリットがあります。

左は実際に管理人が使用しているポルトガル語のAnkiのブラウザ画面です。左側に設定したタグが一覧で表示されており、接続法未来を選択すれば、同タグを持つ文章が右側に一覧で表示されます。管理人は英語では特にこのタグ機能を活用していませんでしたが、ポルトガル語は文法が複雑なので後から復習しやすいようにタグをつけて管理していました。


AIによる発音矯正アプリです。こんなアプリが昔あれば。。。と思うようなクオリティです。管理人も最近毎日使っており、記事にしているので気になる方は是非一読を!!


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Posted by EngxEng