DUO3.0例文解説メモ #262
DUO3.0例文の262本目です。
have got toは、have toの口語表現となります。
have got to…
「…しなければならない」という意味の表現。have to…のカジュアルな口語表現となる。ニュアンスに差があるかどうかはちょっと分からないが、have got toは主に口語で用いられ、have toよりもインフォーマルな表現となる。海外ドラマや日常会話でも非常によく出てくる表現で、よりカジュアルな会話ではhaveを省略してgot toとし、さらにgottaと短縮することも多々ある。省略・短縮されるほどインフォーマルな表現となる。
keep up with…
「…と連絡を取っている」「…に遅れずについて行く」等の意味を持つ句動詞。分解して考えれば、keep(保つ)+up(近づく)+with(一緒に)→「…と近づいた状態を保つ」ということ。
ここから、①人と近い状態を保つ→「…と連絡を取っている」、②何かと近い状態を保つ→「…に遅れずについて行く」といった具合に冒頭の意味につながっている。この例文の場合は②の意味で使われておりwith以下にはitが続いている。
ただ、このitが何を指しているのかは前後の文脈が不明なので分からないが、直訳すれば「それに近づいた状態を保つ」となり、意訳すれば「遅れずについていく」となる。なお、前の例文でも別の意味でkeep up(落とさないようにする)が出てきていたので再読してもらえると理解が深まると思う。
once…
「一旦…すると」という意味の接続詞(他品詞の意味もある)。前の例文で副詞のonce(かつて)を説明しているので参考にして欲しい。onceはone(1つ)という綴りに近いことから分かるように「一度」というのが基本的な意味。
そのため、接続詞の場合は「一度…すれば」というニュアンスとなり、意訳すれば冒頭のように「一旦…すると」という意味になる。
fall behind
「遅れる」「遅れを取る」「(支払・配達が)遅れる」等の意味を持つ句動詞。分解して考えれば、fall(落ちる)+behind(後ろに)→「何かが後ろに落ちる」ということ。ここから「遅れる」といったニュアンスとなり、冒頭の意味につながっている。
catch up
「追いつく」「(遅れ・不足等を)取り戻す」等の意味を持つ句動詞。分解して考えれば、catch(動いているものを捕まえる)+up(近づく)→「動いているものに近づいて捕まえる」ということ。ここから、遅れや不足を挽回してといったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
この例文に沿って考えると「遅れを取った状態(目的から遠くなった状態)から、近づいて捕まえるのは大変だ」という内容になる。
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