DUO3.0例文解説メモ #148
DUO3.0例文の148本目です。
知覚構文を使った文章です。
この例文で使われているturn a blind eyeと似た表現にturn a deaf ear(耳を貸さない)という表現もあるので併せて覚えてしまうとよいと思います。
全体
コンマまでは知覚構文と呼ばれる形になっている。文法的な解説は一般の参考書に譲るが、感覚的にはHe saw someone(彼は誰かを見た)+someone was being bullied(その誰かはいじめられていた)ということ。よって、彼は誰かがいじめられているのを見たという意味になる。
ちなみに、beingをなくしてHe saw someone bulliedということも可能で、この場合は「いじめられるのを見た」という意味になる。ing系は「躍動感」を表すので、例文のようにbeing bulliedとすれば、その状況を思い浮かべていることになるので「いじめられている瞬間を見た」というようなニュアンスになり、bulliedとすれば単にいじめられるのを見たということ。
なお、bullyは「いじめる」という意味の動詞となる。この辺りの説明は大西先生の本に分かりやすく書かれているので気になる方は一読をお勧めする。
turn a blind eye
「見て見ぬふりをする」という意味の表現。この表現で使われているblindは「目が見えない」という意味なので、直訳すれば「見えない目を向ける」となり、冒頭の意味につながっている。
なお、類似表現としてturn a deaf ear(耳を貸さない)というのもあるので併せて覚えておくと良いと思う。ちなみに、deafは「耳が聞こえない」という意味の形容詞となる。
ジェスチャー表せば下図のような感じになると思う(実際にこんな動作をするわけではないが)。
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