DUO3.0例文解説メモ #521
DUO3.0例文の521本目です。
awkwardは海外ドラマでhorrible awkward moment(気まずい瞬間)という形で出てきたのを覚えてます。
awkward
「気まずい」「(器具・機械などが)扱いにくい」「都合の悪い」等の意味を持つ形容詞。語源は、awk(中期英語で「逆に」という意味)+ward(回転してその方向へ)→「正しくない方に回転してその方向へ」ということ。ここから、「ひねくれた」「適合しない」等のニュアンスに派生し、最終的に冒頭の意味に至っている。
pause
「休止」「(一時的な)途切れ」「沈黙」等の意味を持つ名詞(動詞の意味もある)。語源は覚えてもあまり有用なものではない印象だったので説明は割愛する。日本語でも音楽関係で「ポーズを置く」といった使い方をするので一度は耳にしたことがある人が多いと思う。
take A by the hand
「A(人)の手を取る」という意味の表現。分解して考えれば、take(ひょいっと手に取る)+A(人)+by the hand(Aの手という手段で)→「Aをひょいっと手に取る。Aの手という手段で」→「Aの手という手段でAをひょいっと手に入れる」となり、意訳すれば冒頭の意味につながる。なお、byの手段というニュアンスについてはリンク先を参考にしてもらえると良いと思う。
drag
「引きずる」「(人を)無理やり引っ張っていく」「(人を)引きずっていく」「(マウス操作で)ドラッグする」等の意味を持つ動詞。語源は、draw(引く)と同じ語源に由来しており「引っ張る」ということ。
身近な使用例としては、冒頭の意味でも挙げたマウス操作でのドラッグがあるので、この操作から「対象を無理やり引っ張ていく感じ」をイメージして残りの意味につなげるのが良いと思う。
この例文の場合は、dragged her upstairsという形で使われており「彼女を上階にドラッグ(マウス操作のドラッグから無理やり連れていく感をイメージしながら)した」ということ。
upstairs
「二階に」「上階に」等の意味を持つ副詞(形容詞の意味もある)。語源は、up(上に)+stairs(階段)→「階段の上」となり冒頭の意味につながっている。
文法的な注意事項となるが、上階に行くという表現は、go to upstairsではなくgo upstairs(副詞なので前置詞は不要)となる点に注意。go home(家に行く)と同じ形と覚えておくとよいと思う。ちなみに、対義語はdownstairs(階下に、一階に)となる。
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