DUO3.0例文解説メモ #141
DUO3.0例文の141本目です。
日常会話ではあまり出てこない単語がいくつかありますね。英語でニュースを聞く人にとっては耳馴染みの単語もあるかもしれません。
little
「ほとんどない」という意味の形容詞。不可算名詞を修飾し、冠詞aを付けてa littleとすれば「少しある」というニュアンスとなる。詳細はa little(ちょっとだけ)で説明済みの内容になるので忘れてしまった方は内容を読み返して頂ければと思う。
prospect
「可能性」「見通し」「見晴らし」等の意味を持つ名詞(動詞の意味もある)。語源は、pro(前に)+spec(見る) →「前を見る」ということ。ここから、①前=未来と考えて→「見込み」「予想」、②目の前の景色→「見晴らし」といった具合に冒頭の意味につながっている。
また①の意味で使われる場合は、どのような見込みなのかを説明するために、prospect of…、prospect for…、prospect that…といった形で説明を付け加えるのが一般的。この例文もprospect that…(…という見込み)といった形で使われている。また、①の拡張としてアメリカでは「見込み客」といった意味も持っている。
significant
「重要な」「著しい」「意味のある」等の意味を持つ形容詞。語源は、sign(サイン、印)+fic(~する)+ant(形容詞末尾)→「印にするほど」ということ。ここから、印にするほど意味のあるといったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
なお、longmanには「特に将来起こるであろうことに対して」という説明があるため、今後の成り行きに意味や影響を持つ程という意味合いになると思う。
progress
「進展」「前進」等の意味を持つ名詞(動詞の意味もある)。語源は、pro(前に)+gress(進む)→「前に進む」となり、冒頭の意味につながっている。
disarmament
「軍備縮小」「武装解除」等の意味を持つ名詞。語源は、dis(離す)+arm(武器)+ment(名詞語尾)→「武器から離すこと」となり、軍縮といったニュアンスから冒頭の意味につながっている。
この例文の場合は、in disarmamentとなっているので「軍備縮小の範囲で」→「軍備縮小において」ということ。
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