DUO3.0例文解説メモ #342
DUO3.0例文の342本目です。
boldはエクセルやワードでよく見る太字のBのこと。太くなれば大胆になるというイメージで良いと思います。
ripe
「熟した」「食べごろの」等の意味を持つ形容詞。食べ物に対して使われることが多い印象があるが、この例文のように比喩的な意味で「時が熟した」という表現にも使うことができる。なお、この例文では、when the time is ripeという形で「時を表す副詞節」の中で使われている。
一般的な文法書だと「未来の内容を表す場合でも現在形を使う」という形で説明されているが、大西先生の本だと「自身がその事態の中に身を置いているかどうか」という内容で説明されているので感覚的にも非常に分かりやすい。
その感覚をこの例文に適用すると、"when the time is ripe"というのは確かに未来のことだが、話者自身がその状況の中に身を置いているため、感覚としては現在形になるということ。宣伝をするわけではないが、大西先生の本は非常に分かりやすいのでこの辺りの内容を詳しく知りたい方は一読をお勧めする。
bold
「大胆な」「際立った」等の意味を持つ形容詞。語源は、語根bo(膨らむ)を持っており「膨らんで大きくなる」といったニュアンスから冒頭の意味につながっている。
ワードやエクセル等で下図のようなインターフェースを見たことがあると思うが、文字を太字にするときに押す「B」がBoldの頭文字となる。「このように太字」にすることで「大胆な」「際立った」等のニュアンスが想像できるので「太字」というところから前述した意味を連想するのが良いと思う。
go for it
「目標に向かって進む」「頑張ってやってみる」等の意味を持つ表現。分解して考えると、go(行く)+for(目的・目標)+it(それ)→「目的・目標に向かって行く」となり冒頭の意味につながっている。
この例文では命令形として使われているため、相手を励ますようなニュアンスとなり「がんばれ」「目標に向かって進め」というような意味になる。口語表現としてよく使われる印象があるが、文脈によって意味が変わってくるので目標に向かって進むというイメージをしっかりと持つことが重要だと思う。
stand by…
「…の力になる」「…を守る」「…を変えない」「傍観する」等の意味を持つ句動詞。分解すれば、stand(立つ)+by(傍に)→「何かの傍に立つ」ということ。
ここから、①…が人:人の傍にいる→「…の力になる」、②…が発言:発言の傍にいる→「…を守る」「…を変えない」、③…を明示しない:単に傍にいる→「傍観する」といった具合に冒頭の意味につながっている。
なお、この例文では①の意味で使われている。文脈によって意味が変わってくるため、何かの傍に立つというイメージをしっかりと掴んでおき状況に応じて意味を展開できるように意識しておくとよいと思う。
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