DUO3.0例文解説メモ #125
DUO3.0例文の125本目です。
スポーツでよく使うフェイントはfeintです。この例文で使われているのはfaintです。でも、どちらも語源は同じらしいです。
faint
「気絶する」「気を失う」等の意味を持つ動詞。フェイントと言えば、スポーツや格闘技で「フェイントを入れる」という形で使うが、こちらのスペルはfeintとなる。ただ面白いことに語源自体はfeintもfaintも同じらしい。
語源からアプローチしても良いかと思ったが、あまりしっくりくる内容ではなかったので説明は割愛。なお、faintには名詞、形容詞としての意味もあり、faint memoryで「うろ覚え」という意味。faintが気絶という意味を知っていれば「気絶」→「気が遠くなる」→「ぼんやりした」というニュアンスが感じ取れるので、faint memoryの意味も素直に理解できると思う。
fatigue
「疲労」という意味の名詞(動詞の意味もある)。日常会話ではあまり使われることがない比較的フォーマルな単語で、同単語を使った例としてはfatigue strength(材料の疲労強度)という専門用語がある。これは、材料に繰り返し応力を加えた場合に応力を無限回数負荷しても破壊しない応力振幅の上限を意味する。
come to
「意識を回復する」「(合計が)~になる」「(良くない状態に)終わる」等の意味を持つ句動詞。既に#101で説明済みの内容となるため詳細説明は割愛する。なお、この例文では「意識を回復する」という意味で使われており、到達する先(toの後ろに来るもの)が明示されていない。自分の精神がどこかに行ってしまいそれが元に戻るという形になるので、to以下をわざわざ明示する必要がないということだと思う。
a while
「しばらく」という意味の表現。for a while(しばらくの間)で既に説明済みなので忘れてしまった方は読み返して頂ければ理解できると思う。
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