DUO3.0例文解説メモ #532
DUO3.0例文の532本目です。
a great deal of…という表現は不可算名詞に対してのみ使えますね。
regret doing…
「…したことを後悔する」という意味の表現。この表現で使われているregretは「後悔する」「残念に思う」等の意味を持つ動詞で、語源は、re(強意)+gret(涙する)→「涙を流す」ということ。辞書を調べると分かるが、regretはforgetと同じようにto不定詞と動名詞の両方を取り、①前者は「これからすることに涙を流す」→「申し訳ないが…」、②後者は「既にしたことに涙を流す」→「…したことを後悔する」という意味になる。この辺りの説明は大西先生の本に分かりやすく説明されているので気になる方は一読をお勧めする。
forgetで説明した内容と重複するが端的に説明すると、toは「これから向かう」という感覚から「これからすること」に焦点が当たり、-ing形は躍動感を意味し「頭の中で過去の状況がリプレーされている」という感覚から「既にしたこと」に焦点が当たるということ。さらに、この例文ではregretted wastingではなく、regretted having wastedを使っており、よりフォーマルな表現となっている(regretted wastingでも問題ない)。直感的な覚え方としては、大過去(#070や#216)で説明したようにhaveを入れることで、それがregretよりも前に起きたことだということを明示できるといった感じで捉えておけばよいと思う。なお、この例文では②の意味で使われている。
a great/good deal of…
「多くの…」という意味を持つ表現。類似表現として、a lot of(たくさんの)、many(数がたくさんの)、much(量がたくさんの)等があるが、同表現は不可算名詞に対してのみしか使えないという制約がある。
そのため、不可算名詞にのみ使える表現であるというのを意識しながら、例文暗唱を通じて同表現を覚えてしまうのがよいと思う。
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