DUO3.0例文解説メモ #075
DUO3.0例文の75本目です。
Now that…(今は…なので)という表現を含む文章となります。
Now that…
「今は…なので」という意味の表現。that以下には現在完了が来ることが多い(状態を表す動詞の場合は現在形となる)。日本訳を見ると因果関係を連想する表現となるが、ロイヤル英文法には「固い因果関係がある表現として捉えない方がよい」との説明がされている。
turn to…
「…に頼る」「…に変わる」「…を参照する」「…に移る」等の意味を持つ句動詞。分解して考えれば、turn(回転)+to(方向・到達)→「…という方向に向きを変える」ということ。
ここから、①誰かの方向に向きを変える→「頼る」、②状態や話題がある方向に向きを変える→「…に変わる」「…に移る」、③目をある方向へ向きを変える→「…を参照する」といった具合に冒頭の意味につながっている。
文脈に応じて色々な意味に変化するが、turnとtoの基本イメージをしっかりと押さえておき、そこから文脈に合わせて臨機応変に活用する感覚を意識しながら例文暗唱するとよいと思う。
stand on one’s own two feet
「自立する」「独立する」等の意味を持つ表現。直訳すれば「自身の二つの足の上に立つ」となり、ここから「経済的・精神的に自身を自身で支える」といったニュアンスから冒頭の意味につながっている。
なお、feetはfootの複数形となりtwoの部分は省略されることもある。この例文では、will have toに続く形となっているので、willは意志ではなく確度の強い推量を意味し「やっていこうという前向きな感じ」ではなく「やるしかないというニュアンス」になると思う。
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