DUO3.0例文解説メモ #097
DUO3.0例文の97本目です。
statistic(統計値)が複数形になれば「統計学」という意味になります。なお、statistic(統計値)は人口や産業などのstate(国)の状態を表すことから始まったようです。
この例文出てくるaviatioinという単語ですが、ポルトガル語で飛行機のことをaviãoといいます。なので、ヨーロッパ圏の言語を勉強したことがある人にとっては馴染みがあるかもしれませ。
aviation
「航空」「航空学」「航空機製造」等を意味する名詞。語源は、avi(鳥)+ation(名詞語尾)→「鳥のように飛ぶもの」となり、ラテン語のavis(鳥)に由来している。DUOの和訳にある航空評論家は「航空機についての機械的、システム的知識や航空業界、航空機産業についての知識を有し評論を生業とする職業」とのこと。
ちなみに、Aviationは格安航空会社Peach Aviationで使われているので、見たことがあるかもしれない。ただ、○○航空という形で使う場合、○○airlines, ○○airwaysというのが一般的なので、なぜaviationという疑問はある(調べてみたが分からなかった)。ちなみに余談になってしまうが、airlinesはアメリカ系で使われており、airwaysはイギリス系で使われている。
さらに余談となってしまいますが、JAL(Japan airlines)はアメリカから航空技術を学んだためairlinesを使い、ANA(All nippon Airways)はイギリスから航空技術を学んだためairwaysを使っているようです。
expert
「専門家」「熟達者」等の意味を持つ名詞(形容詞の意味もある)。語源は、ex(外に)+per(前に)→「前にリードして外に出る」ということ。ここから、「経験やトレーニングでその分野の知識やスキルを得た人」といったニュアンスとなり、冒頭の意味につながっている。
日本語でもエキスパートというので意味の想像はできると思う。ただ、DUOの和訳には評論家となっていたのはちょっと疑問だった。おそらく、評論できるほど経験を持った人といったニュアンスになるのだと思う。
statistic
「統計値」という意味の名詞。複数形にすると「統計値の集まり」となるため、「統計データ」「統計学」といった意味となる。語源は、state(国)+ic(形容詞語尾:性質)→「国の性質」ということ。統計学は国の人口や産業など国家の状態を表すことから始まったと言われることから、冒頭の意味につながっている。
in detail
「詳細に」という意味の表現。分解して考えれば、in(範囲)+detail(詳細)→「詳細の範囲で」ということ。覚えていると非常に便利な表現で、Could you explain it in detail?のような形で使えたりする。
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