DUO3.0例文解説メモ #373

DUO3.0例文の373本目です。
dictator(独裁者)は語根dict(話して教える)を持つ単語です。これが分かればイメージしやすいですね。

there is no point(in)doing…
「…しても無駄だ」「…しても仕方ない」等の意味を持つ表現。ここでのpointは「目的」という意味になると思うので「…することの中に目的はない」という直訳から冒頭の意味につながっているのだと思う。
もしくは、pointは語源としては「刺す」に由来しているため「…することの中に刺すものはない」→「刺すような重要なものはない」という理解でもよいと思う。pointを辞書で調べると沢山の意味が載っていると思うが、基本的には「刺す」というところから全て紐付けられるため、個人的には後者のコアイメージからのアプローチがよいと思う。

talk back to…
「…に口答えする」という意味の句動詞。分解して考えれば、talk(話す)+back(戻って)+to(到達)→「(何か言われた後に)その人に向かって話す」ととなり、反論するといったニュアンスから冒頭の意味につながっている。
dictator
「独裁者」「暴君」等の意味を持つ名詞。語源は、dict(話して教える)+ator(~する人)→「話して何をすべきか教える人」となり冒頭の意味につながっている。
なお、語根dict(話して教える)は、後の例文で出てくるpredictやcontradictでも出てくるので、単語のつながりを強化するためにリンク先の内容を先読みするのもよいと思う。

so to speak
「言ってみれば」「言わば」等の意味を持つ慣用表現。文中もしくは文末に置くことが多く、無理やり訳せば「so(そのように)+to speak(言うこと)」→「(実際は違うが)そのように言うことができる」といった感じになると思う。慣用表現なので、あれこれ考えずに素直に覚えてしまうのがよいと思う。
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