DUO3.0例文解説メモ #435
DUO3.0例文の435本目です。
東京観光の案内をするときに知ってると便利な単語ですね。
The Supreme Court
「最高裁判所」という意味の表現。同例文に出てくるImperial Palace(皇居)も含めて日常会話で使うことは稀だと思うが、観光案内するような機会がある人にとっては使用頻度が比較的高い表現だと思う。そのため、このまま覚えてしまっても全く問題ないと思うが、折角なので単語ごとに説明をしていく。
まず、supremeは「最上位の」「究極の」等の意味を持つ形容詞で(名詞の意味もある)、ちょっとスペルが違うが語根super(越えて)を持つ単語となり「全てを超越して」といったニュアンスから前述の意味につながっている。
一方のcourtは「中庭」「宮廷」「コート」「裁判所」等の意味を持つ名詞で(動詞の意味もある)、語源はスペルからはちょっと分かりにくいが、com(一緒に)+hort(取り囲む)→「一緒に取り囲む」ということ。ここから、①壁や建物に囲まれた空間→「中庭」、②王様のために囲まれた空間→「宮廷」、③スポーツのために囲まれた空間→「コート」、④重要な決定について偉い人が取り囲んで行う→「裁判」「裁判所」という具合に前述の意味につながっている。
Imperial Palace
「皇居」という意味の表現。上で説明した最高裁判所と同様にこのままの形で覚えてしまえばよいと思うが、こちらも折角なので単語ごとに説明をしていく。
まず、imperialは「皇帝の」「帝国の」等の意味を持つ形容詞(名詞の意味もある)。語源はスペルからはちょっと想像しにくいが、im(~の中に)+prepare(英語の準備する)→「何かに備えて準備をする」というような意味合い。ここから「何かに対して命令をする」というような意味に派生している。そのため、imperialという形容詞は「何かに対して命令をする」という支配の意味を持っており、前述した「皇帝の」「帝国の」という意味につながっている。
次にpalaceだが「宮殿」「豪華な建造物」等の意味を持つ名詞。語源は、Palatine hill(パラティーノの丘)にローマの初代皇帝アウグストゥスを筆頭に皇帝の宮殿が建てられたことが由来となっている。詳細は歴史の勉強になってしまうので、興味のある人はWikiの説明を読んでみるとよいと思う。
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