DUO3.0例文解説メモ #496
DUO3.0例文の496本目です。
TPOのOはOccasion(場合)の略ですね。
shabby
「ぼろぼろの」「使い古した」等の意味を持つ形容詞。語源は、sh(切る)という語根を持っており、既に廃語となってしまっているがshab(かさぶた)という単語に由来している。ここから、「見た目が新しくない」「質が悪い」等のニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
Googleの画像検索でshabby clothesを検索すれば、写真が多々出てくるのでそれを見て単語のイメージを意識しながら例文暗唱に取り組むと良いと思う(アインシュタインの画像はshabby hairのイメージ)。
be suitable for…
「…にふさわしい」「…に適している」等の意味を持つ表現。この表現で使われているsuitableは、suit(合う*)+able(できる)→「合うことができる」ということ。そのため、be suitable for…という形で「…に対して合うことができる」となり、意訳すれば冒頭の意味につながる。
*)suit(合う)は語根suit(続く)を持っており、「何かに続く」→「それに合わせる」というニュアンスから前述の意味につながっている。この辺りの感覚は、前の例文で出てきたsuite(スイートルーム)でも説明しているので、そちらの説明を読み返してもらえると理解が深まると思う。
occasion
「(ある事が起きる)時」「(ある事が起きる)場合」「(特別な)時」「(ふさわしい)場合」「きっかけ」「原因」等の意味を持つ名詞(動詞の意味もある)。語源は、oc(下に)+ca(落ちる)+sion(名詞語尾)→「下に落ちてくる」ということ。
ここから、①物事が落ちてくるとき→「(ある事が起きる)時」「(ある事が起きる)場合」、②物事が落ちてくるのはレアケースと捉えて→「(特別な)時」、③物事を落とす→「(ふさわしい)場合」、⑤物事が落ちる→何かの「きっかけ」や「原因」といった具合に冒頭の意味につながっている。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません