DUO3.0例文解説メモ #414
DUO3.0例文の414本目です。
author(生み出す人)という感覚で紐付けておくと、authorityやauthorizeもイメージしやすいですね。
author
「著者」「立案者」等の意味を持つ名詞。語源は、authority(当局)のところで触れたように「生み出す人」ということ。重複する内容になるが、①本を生み出す人→「著者」、②計画・アイデアを生み出す人→「立案者」といった具合に冒頭の意味につながっている。
参考までにauthorをさらに分解すると、auth(増やす)+or(人)→「増やす人」となる。ここから、成長させる人というような意味合いを経て、前述の「生み出す人」につながっているらしい。
また、綴りが少し異なるが、同じ語根を持っている単語にauction(オークション)がある。これは、auc(増やす)+tion(名詞語尾)→「増やすこと」となり、入札されて価格がどんどん上がっていく(増えていく)ことを意味している。本題から脱線してしまったが、authorという単語は「生み出す人」という感覚で紐付けておくと、authorityやauthorize(許可する)等の単語も紐付けしやすいと思う。
revise
「修正する」「変更する」等の意味を持つ動詞。語源は、re(再び)+vise(見る)→「再び見る」ということ。残念ながら語源のイメージからは伝わってこないが、「新しい情報や考えに基づいて修正するために見る」というニュアンスになり冒頭の意味につながっている。前の例文で出てきたreview(見直す)も同じような語源となるので意味を混乱しないように要注意。
manuscript
「原稿」「手書きのもの」等の意味を持つ名詞。語源は、manu(手)+script(書かれたもの)→「手で書かれたもの」となり冒頭の意味につながっている。ちなみに、台本や簡易的なプログラムのことをscript(スクリプト)と言いうこともあるので、耳にしたことがある人も多いと思う。
over and over again
「何度も繰り返して」という意味の表現。意味は、前置詞over(越える)のイメージから容易に想像できると思う。これに関しては文章よりも図を見せた方が早いと思うので下にイメージ図を載せておく。
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