DUO3.0例文解説メモ #257

2020年6月25日2024年1月9日DUO

urban

「都会の」「都市の」等の意味を持つ形容詞。語源は、urb（市）＋an（所属）→「市に属した性質を持つ」となり冒頭の意味につながっている。urban city（都会）、urban area（都市圏）といった熟語としてよく使われる印象。

urb（市）というのを覚えてもあまり応用が利かないので、個人的にはurban（都会の）という形で覚えておき、そこから後の例文で出てくるsuburb（郊外）といった意味につなげていくのがよいと思う。

culture

「文化」という意味の名詞（動詞の意味もある）。語源は、cult（開拓する）＋ure（名詞語尾）→「開拓する」ということ。ここから、心や精神を開拓するといったニュアンスとなり、冒頭の意味につながっている。

appear

「～のように見える」「現れる」等の意味を持つ動詞。基本的な単語なのでほとんどの人が知っていると思う。この例文のようにto不定詞を伴ってappear to be…という形で「…のように見える」という意味になる。

in particular

「特に」「とりわけ」等の意味を持つ表現。この表現で使わているparticularは「（個々の）項目」「詳細」等の意味を持つ名詞となり、語源は、part（部分）の指小形に由来しており「小さな部分」ということ。

ここから、①全体の中の小さな部分→「項目」、②全体の中の小さな部分に注目→「詳細」といった具合に冒頭の意味につながっている。そのため、前置詞in（範囲）を伴ったin particularという形で「小さな部分の範囲において」→「その部分に特化して」といったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。

なお、形容詞の意味についてはこちらで既に説明済みとなるため、そちらの内容も読み返してもらえると理解が深まると思う。

younger people

「若者」という意味の表現。young peopleではなくyounger peopleとなっているので、①話者から見ての若者、②比較的若いということを強調、のどちらかの意図で使われているのだと思う。