DUO3.0例文解説メモ #370

2024年1月11日DUO

管理人
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DUO3.0例文の370本目です。

bother(邪魔をする)と似たような意味を持つ単語にinterruptやdisturbがあります。詳細はこちらで比較しているのでこれらのニュアンスの差も押さえておくとよいと思います。

GhatGPTより生成した例文イメージ画像
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persist in doing…

「しつこく…する」「…することに固執する」等の意味を持つ表現。この表現で使われている動詞persistは「~し続ける」「固執する」といった意味を持っており、語源は、per(徹底的に)sist(立つ)→「何があっても立っている」→「何があっても~し続ける」といったニュアンスから前述の意味につながっている。

そのため、persist in doing…という形で「…することを何がっても継続する」となり意訳すれば冒頭の意味となる。なお、この例文の場合はpersist in bothering herという形になるので「彼女を邪魔することを何があっても続ける」といった意味になる。

bother

「困らせる」「邪魔をする」「心配させる」等の意味を持つ動詞(名詞の意味もある)。語源は不明(*)のようだが「耳が聞こえない」という事に由来しているらしい。

そのため、「雑音で聞きたいことを聞こえなくする」というニュアンスから「邪魔する」という意味以外に「心配させる」「困らせる」といった比喩的な雑音で邪魔をするといった意味を持つようになったのではと勝手に推測した。

また、botherには<not bother to不定詞 or 動名詞>という形で「わざわざ~しなくてもよい」というような表現もあり、プラダを着た悪魔の中でDon’t even bother coming back(わざわざ戻って来ることはない)という表現が使われている。こういった表現も「戻ってくるという雑音のようなことをするな」という解釈をすることができると思う。

(*)botherはboth ears(ノイズで両耳を聞こえなくする)ということから来ているのでは?というような意見もあった。スペルが近くて少し面白いと感じだので、補足情報として記載しておく。

like that

「そのように」という意味の表現。ここで説明したようにlikeを「近く」という感覚で捉えておくと、like thatで「それの近く」→「そのように」と理解しやいと思う。日常会話や海外ドラマでも頻繁に出てくる表現となる。

lose one’s temper

「(突然)怒り出す」「かっとなる」等の意味を持つ表現。この表現で使われている名詞temperは「怒りっぽさ」「気分」「気質」等の意味を持っており、語源は、語根temp(適切に混じる)を持っており「(人についての要素が)適切に混合された状態」といったニュアンスを持つ単語となる。加えて、この語根はtemporary(一時的に)という単語でも使われているように「区切りを持った期間(短い時間)」というニュアンスも併せ持っている。

そのため、①平常時の適切に混合された状態→「気分」「気質」、②短い期間で適切な状態から外れる性質→「怒りっぽさ」といった具合に前述の意味につながっていると考えられる(ちょっと確証がないが)。

なお、この例文で使われているlose one’s temperという形で「適切に混合された状態を失う」→「突然怒り出す」といった具合に冒頭の意味につながっているのだと思う(この場合は語源イメージで考えると分かりやすい)。また、have a temper(怒りっぽい)という表現もあるがこちらは上述②の意味になると思う。

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Posted by EngxEng