DUO3.0例文解説メモ #078
DUO3.0例文の78本目です。
覚えておけばそのまま使えそうな文章です。
この例文は、Are you for or against his plan?と書き換えてもよいかもしれません。それぞれの前置詞のコアを把握していれば理解できると思います。
全体
Do you agree with him or disagree with him?という文章で重複する青字部分を1つにまとめた形となる。なお、この例文におけるwith himというのはwith his opinionとなる。
disagree with A
「Aに反対する」という意味の表現。この表現で使われている動詞disagreeは「異議を唱える」「意見が合わない」等の意味を持っており、語源は、dis(反対)+agree(賛成する)→「反対する」ということ。そのため、<disagree with A>という形で「Aに対して反対する」となり冒頭の意味につながっている。なお、この表現における前置詞withは「一緒に」ではなく「対して」という意味で使われている。これは、withがもともとagainstと同じような意味を持っており、そこから「一緒」という意味に派生していったためとなる。この辺りについてはリンク先で説明しているので気になる方は一読してもらえればと思う。
なお、学校では人に賛成する場合は<agree with 人>、モノに賛成する場合は<agree to モノ>という風に習った記憶があるが、ほとんどの場合は<agree with A>で表現する。<agree to A>という形を取るのは、①Aの部分に動詞が続くとき、②Aの部分にproposal(提案)が来るとき、③Aの部分に行動を示す内容のplanやideaが来るときとなる。これは、前置詞toが「方向・到達」という意味を持っており「何かに向かっていくもの」と相性が良いと考えれば感覚的にも理解できると思う。
I’m on his side
「彼を支持する」という意味の表現。直訳すれば「私は彼の側に接触している」となり、意訳すれば冒頭の意味となる。on(接触)→「支持する」というイメージの流れを意識しながら例文暗唱するとよいと思う。
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