DUO3.0例文解説メモ #180
DUO3.0例文の180本目です。
nephew
「甥(おい)」という意味の名詞。後の例文でniece(姪)という単語が出てくるので併せて覚えておくとよいと思う(英語と日本語が一対一で対応するので、敢えて語源に紐付けずにそのまま覚えた方が楽だと思う)。参考までにcousin(いとこ)の説明で掲載した家系図を再掲しておく。
bring up…
「…を育てる」「…(話題などを)持ち出す」「(コンピュータ画面上に)…を出す」等の意味を持つ句動詞。分解して考えれば、bring(持ってくる)+up(上に)→「上に持ってくる」ということ。ここから、①子供を上に持ってくる→「育てる」、②話題などを意識の上に持ってくる→「話題を持ち出す」、③画面を上に持ってくる→「PC上の画面に出す」といった具合に冒頭の意味につながっている。
なお、この例文では①の意味で使われており、bring A up to be…という形で「…となるようにAを育てる」ということ。前から訳していけば、bring A up(Aを上に持っていく)+to be…(…に到達するように)となり、全体として「Aが…になるように上に持っていく」→「Aが…になるまで育てる」という意味になる。なお、この例文では育てられた側の人間を主語にしているため、 be brought up to be…という受動態で使われている。
modest
「控えめな」「ささやかな」「質素な」等の意味を持つ形容詞。語源は語根mod(尺度、型)が入っていることから「尺度、型を守った」となり冒頭の意味につながっている。
considerate
「思いやりのある」「優しい」等の意味を持つ形容詞。後の例文に出てくるconsider(熟考する)の形容詞形となる。considerの語源はリンク先で説明しているように、con(一緒に)+sider(星)→「星をじっくり観察する(占星術)」→「熟考する」ということ。
そしてconsiderateは、consider(よく考える)+ate(形容詞語尾)→「(相手の気持ちを)よく考える」となり意訳して冒頭の意味となる。
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