DUO3.0例文解説メモ #333
DUO3.0例文の333本目です。
予備校のチューターという単語を聞いたことがある人は、そこからtuitionを紐付けてしまえばいいと思います。
tuition
「授業料」「授業」「指導」等の意味を持つ名詞。語源は、tutor(家庭教師)に関係しており、接尾辞-tion(名詞語尾)を付加したものとなる。日本語でも塾・予備校のチューターという形で普通に使うので耳にしたことがある人も多いのではないかと思う。
なお、tutorはもともと「面倒を見る人」というような意味で、教育関係に使われることが多かったため「家庭教師」という意味を持つようになったらしい。ただし、予備校のチューターは、授業を行う講師ではなく個別に学習内容に関して相談を受けるスタッフを指しているのでその点は要注意。
長くなってしまったが、tutorは教育関係に使われることが多かったので、tuitionは「教えること」→「授業」「指導」という意味。そして、tuitionにかかる費用はtuition feesとなるがこれが省略されてtuitionが「授業料」という意味も持つようになったらしい。上述した語源はtuitionのイメージ化には残念ながらあまり寄与しない気がするが、tutor(チューター)という単語と結び付けられれば、ざっくりと教育関係の内容ということは分かると思う。
raise
「上げる」「増やす」等の意味を持つ動詞(名詞の意味もある)。基本的な単語なのでほとんどの人は意味を知っていると思うが、自動詞のrise(上がる、増える)と混乱しないように注意が必要となる。個人的な覚え方になるが、日の出をsun rise(太陽が昇る)というので、そこからriseは自動詞と自分は覚えている。
as of…
「…より」「…から」という意味を持つ表現。fromと置き換えできるケースが多いと思うが、as ofの方がフォーマルでビジネスでよく使われる傾向があると思う。もともとは、契約書を前の日付に遡って発効させる場合に使われていた表現らしい。
感覚的にはas(イコール)+of(分離)→「…から分離してイコールにする」→「…からスタートとする」といった具合に冒頭の意味につながっているのだと思う。
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