DUO3.0例文解説メモ #535

2024年1月11日DUO

管理人
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DUO3.0例文の535本目です。

how come?を会話で使えるようになるとカッコいいですね。

ChatGPTより生成した例文イメージ画像
YouTube動画版もあるのでご活用ください)
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NHK英会話

no wonder…

「…するのも不思議ではない」「…は驚くに値しない」「…も無理はない」等の意味を持つ口語表現。同表現は、It’s no wonder that…が省略された形で、wonderが「驚嘆」「感嘆」等の意味を持つ名詞であることを知っていれば「…は全く驚嘆ではない」という直訳ができ、意訳して冒頭の意味につなげることができる。なお、wonderは「驚きを引き起こさせる何か」というのがコアイメージになると思う。

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少し蛇足になるかもしれないが、日常会話では名詞よりも動詞として使われる頻度が高い印象があるので動詞の意味についても補足しておく。動詞wonderは「驚く」「~かしらと思う」「あれこれ考える」等の意味を持っており、I wonder if…/I’m wondering if…/I was wondering if…(…かしらと思う)といった構文を見かけたことがある人も多いと思う(暗唱例文300にはあり)。

動詞の意味は、名詞の意味から来ているので「驚きを引き起こさせる」→「頭の中であれこれ考える」→「~かしらと思う」といった具合に意味が派生していったのではないかと思う。

show up

「現れる」「ハッキリ見える」「恥をかかせる」等の意味を持つ句動詞。分解して考えれば、show(見せる)+up(上に、完全に)→「下から上に見せる」「完全に見せる」ということ。

ここから、①待合場所で自身を下から上に見せる(地面の下から地面の上に出るイメージ)→「現れる」、②完全に見せる→「ハッキリ見える」、③わ悪い意味で完全に見せる→「恥をかかせる」といった具合に冒頭の意味につながっている。

up(上に、完全に)という感覚を意識しながら例文暗唱に取り組むとよいと思う。なお、ここでは①の意味で使われている。

see off

「(人を)見送る」「打ち負かす」「(人を)場所から追い払う」等の意味を持つ句動詞。分解して考えれば、see(見る)+off(分離)→「何かが分離するのを見る」ということ。

ここから、①一緒にいる人が離れるのを見る→「(人を)見送る」、②一緒に競技している人やチームがリーグから離れるのを見る→「打ち負かす」、③人が場所から離れるのを見る→「(人を)場所から追い払う」といった具合に冒頭の意味につながっている。なお、この例文では①の意味で使われている。

また、この例文で使われているsee him offという形はsee off himにはできない点に要注意(詳細はこちらで説明しているので気になる方は一読頂ければと思う)。

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how come?

「なぜ?」「どうして?」等の意味を持つ口語表現。Whyよりもカジュアルで日常会話でも頻繁に使われる表現となる。この例文暗唱をする際に使われている状況をイメージしながら、感覚と紐付けすることを意識して覚えてしまうのがよいと思う。

なお、文法的な注意事項としては、後ろに文章が続く場合は疑問文のような倒置はせずにそのままS+Vという形になる点。きっとこの辺りもカジュアルさという感覚に通ずるものがあるのだと思う。WhyとHow comeの違いについてはここに分かりやすくまとめられているので気になる人は一読してみるとよいと思う。

break up

「(結婚などが)破綻する」「(夫婦・恋人などが)別れる」「粉々にする」「(喧嘩などを)止めさせる」等の意味を持つ句動詞。分解して考えれば、break(壊す)+up(完全に)→「完全に壊す」ということ。

ここから、①関係性を完全に壊す→「(結婚などが)破綻する」「(夫婦・恋人などが)別れる」、②モノを完全に壊す→「粉々にする」、③喧嘩を完全に壊す→「(喧嘩などを)止めさせる」といった具合に冒頭の意味につながっている。この例文では①の意味で使われている。

what a pity!

「残念ですね」「お気の毒に」等の意味を持ち、悪い知らせやニュースを聞いたときに使われる口語表現となる。同表現で使われてるpityは「残念な気持ち」「同情」といった意味を持つ名詞で、whatを使った感嘆文(*)の一種と考えれば「何て残念な気持ちでしょう!」という解釈ができると思う。

(*)DUO内の例文には出てこないが、市販の文法書には必ず説明がある項目となる。大西先生の本でも触れられているので是非一読することをお勧めする。ちなみに、ハートで話そう!マジカル英語塾には、What a remarkable collection of wine you have!(なんて素晴らしいワインコレクションをおもちなんでしょう!)という例文が掲載されている。


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Posted by EngxEng