DUO3.0例文解説メモ #044
DUO3.0例文の44本目です。
write downという表現は会計用語でよく用いられます。併せて覚えておくとよいと思います。
下記で記事にもしてますが、海外赴任すると経理や会計にも触れることがあります。
write down
「書き留める」「減額する」等の意味を持つ句動詞。分解して考えれば、write (書く)+down(下に)→「下に書く」ということ。ここから、何かにメモするというニュアンスとなり、冒頭の意味につながっている。この例文では、will(意志)が使われているので、自らの意思でメモしますと言っている状況となる。
「減額する」というのは会計用語となるので少し補足をする。会社では購入した品の価値を帳簿につけて管理をしている。ただ、車や設備のように何年も使うモノ、販売用に購入したが売れずに倉庫に眠ってしまっている在庫に対しては、減価償却という方法でその価値を下げることができる。そのため、write downで「帳簿上の数字を下げる」ということ。
just in case
「万が一のために」「もしもの時に備えて」等の意味を持つ表現。
最重要構文540には、Take an umbrella with you in case it rains(雨に備えて傘を持っていきなさい)という文章が掲載されており、前から直訳していけば「傘を持っていきなさい、雨が降るケースにおいて」となり、意訳すれば前述の訳になるのが理解できると思う。
本題に戻って、DUO3.0の例文の場合は、because I have a bad memoryという内容から何に備えているかは明白なので、in case…の「…」部分を省略しつつ、justで強調しているだと思う。
なお、後ろにどういうケースに備えているのかを書くのであれば、just in case I forgetというような感じになると思うが、文脈から分かる内容なのでくどい文章になってしまう印象がある。
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