DUO3.0例文解説メモ #331
DUO3.0例文の331本目です。
drop out(中退する)という句動詞はジョブズのスピーチ(スタンフォード大学)でも出てきますね。
to make his dreams come true
「彼の夢を実現させるために」という意味の表現。文法的にはto不定詞の副詞的用法になると思うが、感覚的にはto(到達・方向)で行き先をポンと示し具体的な内容を続けていく感じとなる。なお、make以下の文章はいわゆる使役構文となっている。
そのため、make his dreams come trueで「彼の夢をコネコネしてcome true(実現する)」となり意訳すれば「彼の夢を実現させる」となる。使役構文については、前の例文で出てきたmake her sign the contract(彼女に契約書のサインをさせる)で説明済みなので忘れてしまった方は読み返して頂ければと思う。
drop out
「中退する」「離脱する」「(活動等を)辞める」という意味の句動詞。drop(落ちる)+out(外に)→「外に落ちる」ということ。ここから、何か継続していることや所属しているものから離脱するというようなニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。この例文では、drop out of schoolで「学校から離脱する」→「学校を中退する」という意味になる。
make his way to…
「…に向かっていく」「…に進んでいく」等の意味を持つ表現。make(コネコネして作り上げるイメージ)を使った表現になるので「苦労しながら」「難しい状況で」というニュアンスが入ることが多い。この例文の場合、make his way(彼の道を作る)+to…(…に到達)→「…に到達する彼の道を作る」→「…に進んでいく」というような意味になる。
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