DUO3.0例文解説メモ #015

2024年1月6日DUO

管理人
管理人

DUO3.0例文の15本目です。

next to nothingという表現が面白いと思います。

吹き出しにも書いているnext to nothingという表現ですが、for next to nothingで「ただ同然で」という意味にもなります。for(交換)+next to nothing(ほとんどない)→「ほとんどないものと交換(ただ同然)」ということ。学んだ表現で満足せずにそこから幅を広げてみると面白いです。

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contemporary

「現代の」「同時代の」等の意味を持つ形容詞(名詞の意味もある)。語源は、 con(一緒に)temp(区切られた期間)ary(形容詞語尾:属する)→「区切られた期間に所属する」ということ。ここから、①区切られた期間に所属する→「同時代の」、②現在という区切られた期間に所属する→「現代の」といった具合に冒頭の意味につながっている。

なお、語根temp(区切られた期間)を持つ身近な単語としては、temporary(一時的な)という単語があるのでこの単語を知っていればこことリンクさせて覚えてしまえばよいと思う(#288の例文内に出てくる)。また、contemporary music(現代音楽)、contemporary art(現代芸術)、contemporary dictionary(現代辞典)等の熟語はよく聞くので、例文暗唱と併せて覚えるとよいと思う。

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be familiar with…

「…について知っている」という意味の表現。この表現で使われているfamiliarはスペルからも想像できるようにfamily(家族)と同語源で「馴染みのという意味を持つ形容詞となる(名詞の意味もある)。そのため、be familiar with…という形で「…について馴染みがある」となり、意訳すれば冒頭の意味となる。

なお、この場合の前置詞withは「~について」という意味となる(withのイメージはこちらを参照)。また、familiarという単語は「見覚え」「聞き覚え」という意味も表すことができ、She looks familiar(彼女は見覚えがある)、His voice sounds familiar(彼の声は聞き覚えがある)といった表現にも使える。

literature

「文学」「文献」「印刷物」等の意味を持つ名詞。語源は、litera(英語のletter)+ure(名詞語尾)→「文字に関すること」となる。ここから、「文字に関する知識」「文字で書かれた書き物」といった意味を経て、冒頭の意味につながっている。なお、literaはラテン語で文字という意味を持っており、後の例文で出てくるliteracy(読み書き能力)でも使われているので、そちらの内容も先読みしておくと語源のつながりが強化されると思う。

next to nothing

「ほとんどない」という意味の表現。分解して考えれば、next(隣)+to(到達)+nothing(何もない)→「何もない隣(何もない近く)」となり、冒頭の意味につながっている。

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Posted by EngxEng