DUO3.0例文解説メモ #386
DUO3.0例文の386本目です。
2億円は200 million yenですが、こういった変換がスムーズにできるようになるとカッコいいですね。
be named after…
「…にちなんで名付けられる」「…の名前をもらう」等の意味を持つ表現。nameといえば「名詞」の意味を最初に思い浮かべると思うが「名付ける」という動詞の意味もあり、ここではその受動態として使われている。
そのため、be named(名付けられている)+after(~の後に)→「~の後を追って名付けられている」となり冒頭の意味につながっている。なお、after(~の後に)の感覚については、前の例文で出てきたlook after(世話をする)やtake after(似ている)を読み返して頂けると参考になると思う。
give away
「無料であげる」「寄付する」「(景品・賞金等を)配る」等の意味を持つ句動詞。分解して考えれば、give(与える)+away(意識から切り離す)→「与えて自分の意識から切り離す」ということ。ここから、見返りを求めずにといったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
some two billion yen
「およそ20億円」という意味になる。大西先生の本にも説明されているが、someは「ぼんやりそこにある」というのが基本的なイメージ。そのため、この例文の場合は「はっきりした金額ではないがおよそ20億円」というニュアンスになると思う。
なお、billionは10億という意味だが、その他の数字単位を表す単語についても下記にまとめておく。日本人にとって厄介なのは英語が3桁ごとに区切りの単語が変わるのに対して、日本語はその限りではないという点だと思う。そのため、200 millionと言われても慣れないうちはピンとこないと思う。主にビジネスで使われるのはmillionとbillion辺りになるので、次のような形で覚えておくとよいと思う。
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