DUO3.0例文解説メモ #477
DUO3.0例文の477本目です。
exhibition(展示会)の語源は「外に持ち出す」ということですね。
exhibition
「展示会」「展示」等の意味を持つ名詞。語源は、ex(外に)+hibit(持つ)+tion(名詞語尾)→「外に持ち出す」ということ。ここから、人に見せるように前に出すというニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
同じ語根hibit(持つ)を持つ単語としては、前の例文で出てきたprohibit(禁止する)やinhabitant(住民)といった単語があるので忘れてしまった方は読み返してもらえると単語のつながりが強化されると思う。
offer
「提供する」「申し出る」等の意味を持つ動詞。語源は、of(~の方向へ)+fer(運ぶ)→「何かをどこかへ運ぶ」ということ。ここから、相手の前に何かを運ぶというようなニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
なお、運ぶ理由としては、「相手に要否を判断してもらうため」「相手が必要としているから」「自分がそうしたいと思っているから」等の理由が考えられ、前者二つの場合は「提供する」、最後の場合は「申し出る」といった意味につながっている。
profound
「重大な」「心からの」「深みのある」等の意味を持つ形容詞。語源は、pro(前に)+found(底)→「底の前に」ということ。ここから、底よりも更に深い深層部といったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
なお、同じ語根found(底)を持つ単語としては、fund(資金)、fundamental(抜本的な)等が前の例文で出て来ているので内容を読み返してもらえると単語のつながりが強化されると思う。
insight
「洞察」「洞察力」等の意味を持つ名詞。語源は、in(中に)+sight(見ること)→「何かの中を見る」ということ。ここから、外側からは見えない内部を見る(見抜く)といったニュアンスとなり、①内部を見抜くこと→「洞察」、②内部を見抜く力→「洞察力」といった具合に冒頭の意味につながっている。
なお、洞察となる対象については、この例文のようにinsight into…と前置詞intoを伴う形となる。前置詞intoは、in(中に)+to(方向・到達)から成る単語で「何かの中に入り込んで」といったニュアンスを持つため、insightとの相性が良いのが感覚的に理解できると思う。
ancient
「古代の」「古くからの」「(ユーモアに)古ぼけた」等の意味を持つ形容詞(名詞の意味もある)。語源は、ant(前に)+ent(形容詞語尾)→「前に」ということ。意味合いとしては、英語のbeforeを形容詞化したようなものとなり冒頭の意味につながっている。
なお、同じ接頭辞ant(前に)を持つ単語としては、antique(骨董品)やanticipate(予測する)といった単語が前の例文で出てきているので、忘れてしまった方は読み返してもらえると単語のつながりが強化されると思う。
civilization
「文明」という意味の名詞。語源は、city(都市)+ize(~化する)+tion(名詞語尾)→「都市化する」ということ。少し日本語の勉強になってしまうが、文明は「人知が進んで世の中が開け、精神的、物質的に生活が豊かになった状態」ということ(コトバンクより)。そのため、人々が豊かに暮らせるように都市化することが「文明」につながっているということ。
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