DUO3.0例文解説メモ #032
DUO3.0例文の32本目です。
そのまま英語のプレゼンで使えそうな表現になってます。
自分も何度か英語プレゼンを経験していますが、表現の引き出しとして覚えておいて損はない表現です。ちなみに、管理人はBerlitzにも通っており、プレゼンの項目で役立つ表現を学んだことがあります。下図はその時のメモです。
take a look at…
「…見る」という意味の表現。分解して考えれば、take(ひょいっと取る)+a look(一見)+at(点)→「…という点を一見する」となり冒頭の意味につながっている。なお、この表現で使われているlookは「目を向ける」というのが基本的な意味となる。海外ドラマでもlook!!(見て!!)という表現がよく出てくるので、そこからも納得できると思う(見たことがない人は今後の学習で是非観て欲しい)。
この例文では動詞ではなく名詞(一見)として使われているが、感覚としては同じなのでlookの後に「目を向ける先」を前置詞at(点)で指定している。同表現は口語で使われることが多く、take a hard look at…やtake a long look at…といった形で形容詞を加えてやると「しっかり」というニュアンスを出すことができる。
indicate that…
「…ということを示す」「…を暗に示す」等の意味を持つ表現。この表現で使われている動詞indicateは「示す」「暗に示す」「指し示す」等の意味を持っており、語源は、in(中に)+dict(言い渡す)+ate(動詞語尾)→「中に入るように言い渡す」ということ。ここから「行き先を指し示す」というようなニュアンスとなり、前述の意味につながっている。
そのため、indicate that…という形で「…という行き先を指し示す」となり、意訳すれば冒頭の意味となる。この例文の場合は、itがchartを受けているので、そのchartはthat節内のことを指していますよということ。なお、語源を同じくする身近な単語としては、index(目次)やindex finger(人差し指)といった表現がある。
juvenile delinquency
「少年非行」という意味の表現。この表現で使われている形容詞juvenileは「年少者の」「子供じみた」「未成熟の」等の意味を持ち、語源はjunior(年下の)と同じで「若い」という意味を持っており、接尾辞-ile(形容詞語尾:関する)を付加して「若いことに関する」となり前述の意味につながっている。
なお、longmanには"law relating to young people who are not yet adults"と説明があり、法律絡みで若い人を指すときに使われる形容詞となる。同単語を含む熟語としては、juvenile crime(少年犯罪)、juvenile court(少年裁判所)等がある。
一方のdelinquencyは「(若者の)非行」という意味を持ち、語源は、de(完全に)+linqu(離れる)+ency(名詞語尾)→「完全に離れる」ということ。ここから「やってはいけないことをやる(本来あるべきところから離れる)」といったニュアンスとなり、冒頭の意味につながっている。こちらもjuvenileと同様に法律や犯罪関係で使われる用語となる。
be on the increase
「増加中である」「増加傾向である」等の意味を持つ表現。分解して考えれば、be(状態)+on(接触)+the increase(増加)→「増加に接触している状態」となり、冒頭の意味につながっている。この例文では、at an alarming rate(深刻な割合で)という情報も付加されている。
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