DUO3.0例文解説メモ #298
DUO3.0例文の298本目です。
forget to…とforget …ingでは意味が異なってくるのでその辺りも意識しながら例文暗唱するとよいと思います。
forget
「忘れる」という意味の動詞。語源は、for(否定)+get(入手する)→「入手しない」となり冒頭の意味につながっている。知らない人がいないくらい基本的な動詞なので敢えて語源に遡って覚える必要はないと思う。
なお、注意点としてはforgetはto不定詞と動名詞の両方を取り、前者は「これからすることを忘れる」、後者は「既にしたことを忘れる」という意味になる点。この辺りの説明は大西先生の本に分かりやすく説明されているので気になる方は一読をお勧めする。
端的に説明すると、toは「これから向かう」という感覚から「これからすること」に焦点が当たり、-ing形は躍動感を意味し「頭の中で過去の状況がリプレーされている」という感覚から「既にしたこと」に焦点が当たるということ。
残念ながらDUOにはforget+ -ing形の例文が出てこないので、表現のためのロイヤル英文法から該当する文を引用しておく。I will never forget listening to that song with you.(あの歌を君と一緒に聞いていたのを決して忘れない)。この辺りの違いを意識しながら例文暗唱に取り組むとよいと思う。
confirm
「確認する」「裏付ける」等の意味を持つ動詞。語源は、con(強意)+firm(安定させる)→「確実に安定させる」となり冒頭の意味につながっている。ホテルの予約確認書のことをコンファメーションと呼ぶことがあるので耳にしたことがある人もいるかもしれない。
前の例文で出てきたfirm(会社)でも少し説明しているので読み返して頂けると単語間のつながりが強化されると思う。
in advance
「事前に」「前もって」等の意味を持つ表現。取引時の支払条件としてPayment in advance(前払い)という形で書類に書かれていることがある。なお、advanceについては前に出てきた例文で説明をしているので忘れてしまった方はリンク先を読み返して頂ければと思う。
won’t
will notの短縮形。この例文では、I won’t forget to confirm the reservation(予約を確認するのを忘れません)ということで、forget以下が省略されている。
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