DUO3.0例文解説メモ #164
DUO3.0例文の164本目です。
この例文の場合、whetherをifで置き換えてもいいと思います。
「…かどうか」という名詞句を文頭に置く場合、ifは使うことができません。その場合は、whetherを使うことになります。たまに文法問題で出てくるので併せて覚えておくと良いと思います。
ought to…
「…すべき」との意味を持つ表現。アメリカではshouldとほぼ同じ意味で使われるが、使用頻度としてはshouldの方が圧倒的に多い(少なくとも自分は会話で聞いたことがない)。
think over…
「…を熟考する」という意味の句動詞。分解して考えれば、think(考える)+over(回転)→「何度も何度もクルクル回して考える」となり、冒頭の意味につながっている。前の例文に出てきたgo over(熟考する)でも同じような意味になると思うが、go overは他にも色々な意味を持っているので熟考するという意味であればthink overを使った方が意味がはっきりする印象がある。
whether… or not
「…かどうか」という意味の表現。if… or notでも同じ意味を表せるが、ifは条件という意味合もあるのに対し、whetherは純粋な二択を意味するのでこちらの方が二択という意味ではよりフォーマルな印象となる。
premise
「前提」「建物」「敷地」等の意味を持つ名詞(動詞の意味もある)。語源は、pre(前に)+mise(送る)→「前に送られたモノ」ということ。ここから、法的文章で前に述べられた内容を指すようになり冒頭の「前提」という意味につながっている。
なお、後半二つの「建物」「敷地」という意味については建物や敷地に関する法的文章でpremise(前提という意味で)が用いられたことから、転じて「建物」「敷地」という意味でも使われるようになったらしい。
valid
「正当な」「有効な」「妥当な」等の意味を持つ形容詞。語源は、val(強い)+id(形容詞語尾)→「強い状態」ということ。ここから「効力がある」「(強いものは)受け入れられる」というようなニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
語根val(強い)を持つ単語としては、value(価値:効力があるもの)、prevail(支配的である)等がある。valid自体は比較的よく使われる単語なのでそのまま覚えてしまってもよいと思うが、valueが価格という意味を持つことから、val(価値)というのを覚えて、validにつなげてもよいと思う。
YouTube動画版
動画版も作ってみました。宜しければ、チャンネル登録お願いします。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません