DUO3.0例文解説メモ #540
DUO3.0例文の540本目です。
give upのニュアンスもイメージから考えるとしっくりきますね。
even though
「~だけれども」「~ではあるが」等の意味を持つ表現。似たような表現として、thoughやalthoughがあるが、それぞれのニュアンスの差についてはalthoughのところでまとめて説明しているので忘れてしまった方は読み返して頂ければと思う。
端的に説明すれば、even thoughはthoughやalthoughよりも強調を示してるということ。なぜevenが強調の意味になるかについては、evenの説明を読んでもらえれば理解できると思うので気になる方はそちらも読み返してもらいたい(驚き→強調の流れ)。
be seeing…
「…(人)と付き合う」という意味の表現。動詞seeは「見る」という意味を持っているので、それを進行形にすることで「…(人)を見ている」となり、意訳して冒頭の意味につながっている。
なお、前の例文でもgo with …(…と付き合う)という表現が出てきたが、共に日常会話でよく使われる表現となるので例文暗唱を通じて確実に覚えておきたい表現となる。
give up…
「…を止める」「…をあきらめる」「…(人)を警察などに引き渡す」「…(恋人)と別れる」等の意味を持つ句動詞。分解して考えれば、give(与える)+up(完全に)→「完全に与える」ということ。ここから、既に持っているもの(もしくはやっていること)を完全に手放すというニュアンスとなり、冒頭の意味につながっている。
具体的には、①既にやっていることを完全に手放す→「…を止める」「…をあきらめる」、②かくまっている人を完全に手放す→「…(人)を警察などに引き渡す」、③恋愛関係を完全に手放す→「…(恋人)と別れる」といった具合に冒頭の意味につながっている。
なお、同表現のポイントとしては「手放せるもの」=「前述したように既に持っているもの(もしくはやっていること)」に対して使われるということ。例えば、give up going abroadといった表現をすると「日常的に海外に行っている人がもう海外に行かない」といったニュアンスになるらしいので、今回海外へ行くのを止めるというニュアンスの場合は、give up the plan of going abroadといった感じになると思う。そのため、この例文の場合は、彼女とある程度の関係が既にできておりそれを手放すといったニュアンスになると思う。
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