DUO3.0例文解説メモ #235
DUO3.0例文の235本目です。
prolong
「長引かせる」「延ばす」等の意味を持つ動詞。語源は、pro(前に)+long(長い)→「前に長くする」ということ。長引かせる対象は主に時間、感情、症状等となる。この例文の場合は、過去分詞が形容詞化されたprolongedという形で使われており「長期の」「長引く」といった意味となる。
drought
「日照り」「干ばつ」等の意味を持つ名詞。語源は、dry(乾く)+th(抽象名詞語尾)→「乾くこと」となり冒頭の意味につながっている。なお、接尾辞-thには抽象名詞を作る機能があり、truth(真実)、length(長さ)、strength(強さ)等の単語でも使われている。ただ、この接尾辞は途中でスペル変化が起きてthからtに変化しており、身近な使用例としてはheight(高さ)がある。
本題に戻り、このdroughtという単語も接尾辞tを付けて抽象名詞化した単語となる。イメージとしてはdryness(乾いていること)ということ。個人的にはスペル変化を覚えても仕方ないのでdrynessというイメージと紐付けて例文暗唱を通じて覚えてしまうのがよいと思う。
severe
「激しい」「厳しい」「非情な」「甚大な」等の意味もつ形容詞。日本語でも「シビアな状況だね」という感じで日常でも使うので理解は難しくないと思う。なお、longmanにはvery seriousという意味が最初に来ており、この意味で使われる場合、日常的にはsevereよりもseriousを使うとある。
そのため、この例文もvery serious damageと置き換えてもよいと思う。なお、前の例文で出てきたperseverance(忍耐)という単語もsevereというパーツを持っているので説明を読み返してもらえると単語間のつながりが強化されると思う。
crop
「作物」「収穫高」「鞭」「群れ」等の意味を持つ多義語の名詞(動詞の意味もある)。語源を辿れば「植物の頭」に由来しており、ここから、①穀物の頭→「作物」、②先端にある丸い頭→「鞭の頭」、③(穀物や動物の)頭が集まったもの→「収穫高」「群れ」といった具合に冒頭の意味につながっている。
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