DUO3.0例文解説メモ #531
DUO3.0例文の531本目です。
should have done…という表現を使いこなせるようになるとカッコいいですね。
deceive
「(人を)騙す」「(人を)惑わす」等の意味を持つ動詞。語源は、de(離れて)+ceive(捕まえる)→「離して捕る」ということ。ここから、人を騙して何かを奪い取るといったニュアンスとなり、冒頭の意味につながっている。なお、longmanには日常ではdeceiveよりもtrickをよく使うとの説明がされている。
should have done…
「…するべきだったのに」という意味の表現。分解して考えれば、 should(すべき)+have done…(…した状態を持っている)→「…した状態を持っているべき」ということ。ここから、過去にそうしなかったことを悔いたり非難したりするニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
なお、文法的な説明を少し補足すれば、①shouldには過去形がない(shouldは既にshallの過去形だが)のでまずはshouldをそのまま使う、②過去の事なので過去形を持ってきたいところだが助動詞の後ろは動詞の原形が来るというルールがあるのでhave done…(…した状態を持っている)という形で代用するといった感じになると思う。
なお、文法書では<助動詞+have+過去分詞>という形で、過去の後悔・非難を表す表現といったような形で説明されていることが多く、should以外の助動詞でも使うことができる表現となる。同表現は日常会話でも頻出するので、この例文暗唱を通じて、should(すべき)+have done…(…した状態を持っている)→「…した状態を持っているべき」→「…するべきだったのに」という感覚を刻み込むことを意識するとよいと思う。
know better than to…
「…しない方が良いと分かっている」「…するほど馬鹿ではない」等の意味を持つ比較級を使った慣用表現。直訳すれば「…することより良いということを知っている」となり意訳すれば冒頭の意味となる。直訳でもある程度意味が取れるので難しい表現ではないと思うが、慣用表現となるので例文暗唱を通じて覚えてしまうのがよいと思う。
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