DUO3.0例文解説メモ #051
DUO3.0例文の51本目です。
筋肉痛を表すのにmuscle stiffnessという表現があります。痛さよりも硬さに焦点を当てた表現だと思います。
stiff
「(筋肉が)凝った」「(物が)固い」「(仕事等が)厄介な」「(風が)強い」等の意味を持つ形容詞(他品詞の意味もある)。語源は「押し付ける」という意味の語根を持っており、そこから「押し付けられたモノ」→「柔軟性がないモノ」といったニュアンスとなり、冒頭の意味につながっている。
イメージを掴むには有用な語根だが、同語根を持つ単語はかなり限られているので単語としてそのまま覚えてしまった方が効率的だと思う。
herbal
「薬草の」という意味の形容詞(名詞の意味もある)。語源は、herb(ハーブ)+al(形容詞語尾)→「ハーブ(薬草)の」ということ。日本語でもハーブティーとして浸透しているので問題なく理解できる単語だと思う。
なお、この例文ではherbについている冠詞がanとなっているが、これはherbのhが発音されず、母音から発音が始まるため。イギリスではherbのhを発音するため、a herbとなるが、アメリカでは発音されないためにan herbとなる。似たような例として、an hour (hが発音されない)、a house(hが発音される)がある。
remedy
「治療薬」「治療」「改善策」等の意味を持つ名詞(動詞の意味もある)。語源は、re(強意)+med(適切な手段を取る)→「適切な手段を取る」ということ。ここから「病気や問題を改善する」というようなニュアンスとなり、冒頭の意味につながっている。
なお、herbal remedy(薬草療法)、natural remedy(自然療法)といった熟語もあるので併せて覚えておくとよいと思う。
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