DUO3.0例文解説メモ #226
DUO3.0例文の226本目です。
conduct
「実施する」「(楽団・曲等を)指揮する」「(電気・熱等を)伝える」等の意味を持つ動詞(名詞の意味もある)。語源は、con(一緒に)+duct(導く)→「みんなを同じ方向に導く」ということ。ここから、①何かをするために皆を同じ方向に導く→「実施する」、②楽器を曲に合わせて導く→「指揮する」、③電子や熱を同じ方向に導く→「伝える」といった具合に冒頭の意味につながっている。なお、この例文では①の意味で使われている。
carry outとconductの違い
前の例文でcarry out(実行する)というのが出てきたが、conductは(色んなものを)同じ方向に導くというのが特徴。バラバラなものを同じ方向に導くために、事前準備や段取りがしっかりやって進めていくというニュアンスが感じられる。ちなみに、longmanには下記のような説明がされている。
especially in order to get information or prove facts(情報を集めたり、物事を証明するため)という説明に加え、survey/experiment/campaign等は事前準備や段取りがしっかりやって進めていく必要があるので上述のイメージとも合致する気がする。ちなみに日常会話では、conductよりもdoやcarry outを使うことが多いとの説明もある。
experiment
「実験」という意味の名詞(動詞の意味もある)。語源は、ex(外に)+per(試す)+ment(名詞語尾)→「外に向かって試す」ということ。ここから、理論の外に出て試すといったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
なお、綴りが似た単語にexperience(経験)があるが、こちらも似たような語源となり「経験」「体験」といった意味になる。
under
「下」という意味の前置詞。物理的な下という意味の他に「条件下」「影響下」という使い方もできる。こちらにunderのイメージをマインドマップ風にまとめているので参考にして頂ければと思う。
gravity
「重力」「重大さ」「真剣さ」等の意味を持つ名詞。語源は、gra(重い)+ity(名詞語尾)→「重い」ということ。ここから、重大とか真剣といったニュアンスにも派生して冒頭の意味につながっている。なお、高校物理で地球では1Gの重力受けると習うが、このGはGravity(重力)の頭文字となる。
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