DUO3.0例文解説メモ #332
DUO3.0例文の332本目です。
お決まりのやり取りパターンです。ちなみに、What do you do?はfor a livingが省略された形です。
What do you do?
「仕事は何ですか?」「普段何をしているのですか?」等の意味を持つ表現で、相手の職業を聞く際に一番使われる形だと思う。その場の状況にもよるが、仕事という意味をはっきりさせたい場合は、What do you do for a living?というようにfor a living(生活するために)という部分を追加することがある。逆に言えば「仕事は何ですか?」という意味のWhat do you do?はfor a livingが省略された形となる。
なお、この他にもpastimeのところで説明したようにWhat do you do in your free time?(趣味は何ですか?)というような使い方もできる。日本人の感覚だと、What do you do?と聞かれたら「今何しているの?」と勘違いしてしまいそうになるが「現在形」で聞かれているのがポイントとなる。
be worried about…のところでも説明したが、現在形は「現在の状況」を表す表現。doは行為を表す動詞となるため現在形で使うと「そういう行為が繰り返されている、もしくは習慣化されている状態ですよ」ということになり、What do you do?で「普段何をしているのですか?」という意味になる。
college
「大学」「学部」等の意味を持つ名詞。「大学」と言えばuniversityを想像する人もいると思うが、ここに詳しく違いが説明されているので気になる人は読んでみるとよいと思う。個人的な話になってしまうが、中学の授業で「collegeは短大、universityは四大」と教わった記憶があり、これを読んで「半分合ってたんだ」というのが新鮮だった。
なお、collegeの語源はcolleagueと同じで「一緒に集まる」というようなイメージ。一方のuniversityはuniverse(宇宙)のところで少し触れたようにuni(1つ)+verse(変化)→「全体が一つになったもの」というイメージで、複数の学部や大学院も一緒になったものということになる。
freshman
「(高校/大学の)1年生」という意味の名詞。Berlitzのサイトに書かれているが、2年生はsophomore、3年生はjunior、4年生はseniorという(2年生のsophomoreだけは今のところ聞いたことがないが)。これは素直に覚えてしまうのが手っ取り早いと思う。
What’s your major?
「専攻は何ですか?」という意味の表現。相手の専攻を聞くときに使うフレーズなので、覚えておくと便利だと思う。majorは「主要な」「メジャーな」という意味があるのはほとんどの人が知っていると思うが、名詞として「専攻」という意味もある。大学での「主要な勉強科目」と考えれば意味がつながると思う。
philosophy
「哲学」という意味の名詞。語源は、philo(愛)+sophy(知)→「知を愛する」ということ。ただ、哲学という日本語の意味自体が自分は掴めてないので、語源からアプローチするよりも素直に覚えてしまった方が楽かもしれない(少なくとも自分は)。興味がある人のために、コトバンクのリンクだけ貼っておくので気になる方はどうぞ。
なお、sophy(知)という語根はギリシャ語のsophos(賢い)に由来しており、後の例文に出てくるsophisticated(洗練された)をイメージ化するのにも役立つが、philo(愛)はあまり覚えても使い道がない気がするので、やはりphilosophy(哲学)で覚えてしまうのがよいかもしれない。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません