DUO3.0例文解説メモ #211
DUO3.0例文の211本目です。
cheer up
「元気づける」「励ます」等の意味を持つ句動詞。分解して考えれば、cheer(元気づける)+up(上に)→「元気づけて上にする」ということ。ここから、落ち込んでいる人を元気づけてといったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
なお、cheer(元気づける)はcheer girl(チアガール)という意味から想像できると思うが、これは和製英語となるので要注意(尻軽女といった意味合いになってしまうらしいので要注意)。cheerleaderという表現であれば問題ないらしい。
句動詞ではあるものの、この例文のようにフレーズ的に使われることもあるので状況を想像しながら例文暗唱することで同表現を覚えてしまえばよいと思う。
You couldn’t help it
「仕方がない」という時のお決まりフレーズ。helpは「手を加える」という感覚で捉えておくとよいので、You couldn’t help itという形で「あなたはそれに手を加えられなかった」となり意訳すれば冒頭の意味となる。
なお、この表現で使われているitは悪い結果を指している。基本的にはcan’t help …ing(…せざるを得ない)で説明した内容を理解していれば問題なく分かる表現になると思う。
I did my best
「やれることはやった」という意味のお決まりフレーズ。例文暗唱を通じて覚えてしまえばよいと思う。
dwell on
「長々と話す」「あれこれ悩む」等の意味を持つ句動詞。分解して考えれば、dwell(その場に留まる)+on(接触)→「何かの上に接触して留まる」となり冒頭の意味につながっている。
この例文の場合は「あれこれ悩む」という意味で使われており、過去の失敗の上に接触して留まっているというイメージになる。なお、dwellという単語は覚えるしかないが、加工技術に詳しい人であればdwellというコマンドに馴染みがあると思う。穴あけや面取りなどしばらく工具を回転させて面を整えたいときに使う機能となる。
start over
「最初からやり直す」「再出発する」等の意味を持つ句動詞。分解して考えれば、start(始める)+over(回転)→「回転して始める」ということ。ここから「既に始まっていることを回転させて始める」→「クルっと回って再スタートする」といったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
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