DUO3.0例文解説メモ #319
DUO3.0例文の319本目です。
少し専門的になりますが、故障率曲線でinfant mortality(初期故障期)という用語が出てきます。詳細はmortalityのところで説明してます。
nutrition
「栄養摂取」「栄養学」等の意味を持つ名詞。身近なところでは、食品の後ろにあるnutrition facts(栄養成分表)で見る機会があると思う。語源はnurse(看護師)と同じく「養う」「育てる」という語根を持っていることから冒頭の意味につながっている。
ただ、この語根を覚えてもあまり応用が利かない気がするので、nutrition factsのような身近なモノから想像するのがよいと思う。下記はベルリッツのレベル8テキストより抜粋したもの(管理人はブラジル赴任時にベルリッツに通っていました)。
vital
「生命に関する」「極めて重要な」等の意味を持つ形容詞。語源は、vit(生きる)+al(形容詞語尾)→「生きるのに関する」となり冒頭の意味につながっている。
なお、語根vit(生きる)は、ラテン語のvita(命)、vivere(生きる)等に関係しており、既に出てきたsurvive(生き延びる)や後の例文で出てくるvivid(生き生きとした)でも使われている。また、日本語でもバイタリティ(vitality=生命力)やビタミン(vitamin=vital(生きるのに必要な)+amine(アミノ酸)というのが語源)などのように意外と身近なところでも使われている語根となる。
ポルトガル語だとvida(命)、viver(生きる)となるので、ヨーロッパ圏の言語知識がある人にとっては馴染みの単語になるかもしれない。
infant
「幼児」「未成年者」等の意味を持つ名詞(形容詞の意味もある)。語源は、in(反対)+fa(話す)+ant(現在分詞末尾)→「話すことができない」ということ。ここから、言語を十分獲得していない人となり冒頭の意味につながっている。
なお、イギリスでは特に幼児学校に通う5~7歳児を指すらしいので、infant(幼児)という覚え方だと文脈によってはギャップを感じることがあるかもしれない。また、この例文ではan infant’s growthという形で使われているが、growth of an infantと書き直せば分かるように冠詞anはgrowthにかかっているのではなくinfantにかかっている。
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