【体験談】ベルリッツ(Berlitz)に通ってみた ~話せる英語を目指して~
管理人はブラジル赴任時代に現地の語学学校(Berlitz)に約1年半通っていました。その時の体験記になります。管理人はLEVEL7からのスタートでした。
日本とブラジルでちょっと差があるかもしれませんが語学学校を検討している方の参考になれば幸いです。日本では価格交渉は難しいかもしれません(笑)。
はじめに
語学学校に通うきっかけ、Berlitzを選んだ理由を簡単にまとめています。
語学学校へ通うきっかけ
管理人はブラジル赴任時代に現地の語学学校(Berlitz)に約1年半通っていました。
理由は「日常生活で必要となるポルトガル語を勉強する必要があったため」です。もちろん独学という選択肢もあったのですが、次のような理由で語学学校へ通うことを決めました。
- 近所のブラジル人の知り合いを作りたかった
- 語学学校というもの自体を経験してみたかった
- 少額ながら会社から補助が出る
英語を語学学校で学ぼうと思った理由
せっかく語学学校に通うのであればポルトガル語だけではなく英語も勉強したいと思ってました。その理由は下記の通りです。
- 帰国後も使う可能性が高いので英語力を伸ばしておきたい
- ブラジルではネイティブと話せる機会は中々ない
Berlitzを選んだ理由
シンプルに言うと「たまたま家の近くにBerlitzがあったため」です。
世界的な知名度があることに加え、管理人の家の近くの学校には「英語のネイティブ講師がいる」という情報を事前入手していたので、Berlitzに通うことにしました(少し値段が高いのがネックですが)。
Berlitzでの語学力チェック
Berlitzへの入会時には語学力チェックをされるのですが、管理人の通っていた学校では次のような英語テストを実施していました。
- パソコン上での選択問題(主に文法)
- 講師とのスピーキング試験
試験の結果、、、管理人はLEVEL7からのスタートとなりました。
なお、BerlitzのLEVEL基準は、ここに掲載されています。手前味噌ですがLEVEL7って結構上のようですね。ポジティブに捉えれば、当学習サイトの勉強法が有効だったということでしょうか。ネガティブに捉えれば、ブラジルの基準が低いのだと思います(多分、後者の色が強いかと)。
なお、ポルトガル語に関しては、一番易しいクラスからとお願いしたので試験は受けてません。
学習スケジュールと費用について
学習スケジュール
管理人は下記のようなスケジュールで授業を受講しました。平日は仕事が忙しいので水曜の定時後のみとし、土曜日の午前中に集中的に受講するというスタイルです。
- 水曜日:ポルトガル語(2コマ:90分)
- 土曜日:ポルトガル語(2コマ:90分)、英語(2コマ:90分)
費用について
管理人の通っていたBerlitzでは、42コマ(45分/1コマ)単位での契約になると説明を受けていました(この辺りは国によって異なるようです)。支払いに関しては分割が可能とのことだったので、その月に受けたコマ数分だけ支払う形でお願いしていました。
下記は、1カ月分の領収書となります(グループレッスンではなくマンツーマンレッスンとなります)。
授業登録料(42コマごと)やテキスト代は除いて、1コマ当たりの授業料を概算すると下表のオレンジ部分の額となります。これを1年半続けていたので、結構な自己投資ですね。。。ただ、日本で通うよりは随分安い金額になると思います。
ちなみに、英語の授業がポルトガル語に比べて少し安いのは、入会時にダメもとで値切ってみたら受け入れてくれたためです 笑。ブラジルのそういうところは管理人大好きです。
言語 | 1コマ当たりの授業料(レアル) | 円換算(R$1=30円) | コマ数(月) | 月額(円) |
---|---|---|---|---|
ポルトガル語 | ||||
英語 |
学習内容と進め方について
英語について
基本的にはBerlitzの教材に沿った形で進めていきます。なお、教材には「LEVEL〇の本筋教材」と「専用コース」の2種類があります(全世界同じ教材を使用していると思います)。
管理人は次のような流れで教材をこなしていきました。★印が「LEVEL〇の本筋教材」で、それ以外が「専用コースの教材」となります。
- LEVEL7の教材(★)
- BusinessⅠ
- BusinessⅡ
- LEVEL8の教材(★)
- Meeting & Presentations
専用コースには他にも選択肢がいくつかあったのですが、上記の3つ以外はあまり興味を持てなかったのでそれ以上の選択はしませんでした。
ポルトガル語について
英語同様にBerlitzの教材に沿った形で進めていきます。Berlitzからは、Muito Prazerという外国人向けのかなり分厚い教材を購入しました。既に処分してしまったので、手元には残ってませんが、Berlitz出典ではなく市販のものだと思います。
Berlitzは、学習言語を学習言語で教えるという方針のようなので、学習初期の頃はかなり苦労しました。ICレコーダーで授業を録音しておき、車移動や出勤時間等の隙間時間を利用してよく復習をしていました。
また、Muito Prazerという教材は最初の方は非常に簡単な内容なのですが、後半は内容がかなり難しくなっており、日本語でも答らえられない内容だったり、習ってない文法が突然出てきたりと、中々厄介な教材だったのを記憶しています。
約1年半をかけて、ようやく最後までやり切れた教材となります。ただ、あまり使える教材ではなかったので処分してしまったわけですが。。。
Berlitzを辞めた理由
管理人は約1年半Berlitzに通いました。その後、辞めた訳ですがそれはこれ以上学びたいと思う教材がなかったためです。そのタイミングがちょうど1年半だったということになります。具体的には次のような感じです。
- 本筋教材としてはLEVEL8がMaxで、LEVEL9以上のものは存在しない
- 専用コースに関しても興味のあるモノは既にやってしまっており、残りを勉強する気になれなかった
- LEVEL9は何をやるのか?と質問したが、特別教材は使用しないとの回答だった
- Muito Prazerという教材が1年半で終了した
- Muito Prazerより簡単な教材を希望したが、Berlitzでは取り扱ってないと言われた
- 教材の持ち込みを提案したが、諸々の問題でそういった学習は許可できないと言われた
Berlitzの総評
日本で通うのと勝手は違うと思いますが「通って良かった」と思っています。英語のテキストはよく出来ていると思いますし、ネイティブと直接会話できたのは自分にとって非常に新鮮でした。
ただ、基本は「英語を英語で教えるというスタンス」になると思いますので、0から通うのではなく、当サイトの基礎をしっかりとやった上で、次ステップとして検討するのが良いと思います。語学学校全般に言えることだと思いますが、行けば英語力が上がるという訳ではありません。
また、日本では関係ないのですが、プライベートな相談も色々とのってもらえたのは、個人的には非常に助かりました。具体的には下記のようなものがありました。
- 近所のお勧めレストラン
- 車の免許取得のサポート(日本人業者を通さずにやったので)
- プライベートでの交流
他の語学学校に通ったことがないので比較はできませんが、語学学校を検討されているのであれば、Berlitzはお勧めだと思います。
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