DUO3.0例文解説メモ #234
DUO3.0例文の234本目です。
fragile
「もろい」「壊れやすい」等の意味を持つ形容詞。shatterの説明でも少し触れたが、宅急便の割れモノ注意でお馴染みの単語となる。この例文のようにモノだけではなく生き物に対しても使うことができる単語となる。DUOの例文では出てこないが、主張が弱いというような使い方もできる。
species
「(生物学上の)種」という意味を持つ名詞。語源は、語根spec(見る)が入っていることから想像できるように「見て分かる」→「見た目が同じ」という流れから冒頭の意味につながっている。
verge
「端」「境界線」「瀬戸際」等の意味を持つ名詞(動詞の意味もある)。語源は「棒」「杖」というのがもともとの意味。そして、棒を立てて境界を示すところから、その棒は「境界」を意味するようになる。「境界」は文脈に応じて「寸前」「限界」「瀬戸際」といったニュアンスになることから冒頭の意味につながっている。
この例文の場合は、be on the verge of extinctionという形で使われているので「絶滅の境界上にいる」ということ。絶滅(するかしないか)の境界にいるということは「絶滅の危機に瀕している」ということになる。
extinction
「絶滅」「消滅」等の意味を持つ名詞。語源は、ex(外に)+tinct(刺す)+tion(名詞語尾)→「刺して外に出す」ということ。これだけだと何のことか分からないが「刺す=ボタンを押す」と考えれば、明かりのボタンを押して火を消すといった流れから冒頭の意味につなげることができる(語源を調べたが詳細は分からなかった)。
もしくは、身近な例であるextinguisher(消火器)から紐付けて見るのもよいと思う。extinguisherは「火を消失するもの」という意味で、そこから「消失」というイメージは掴むことができる(語源もextinctionと同じとなる)。なお、消火器は色んな所に置いてあるので、extinguisher(消火器)という意味を知らなかった人は意識して探してみるとよいと思う。すぐに見つかると思うしまず間違いなくextinguisherという英語表記もされている。
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