DUO3.0例文解説メモ #151
DUO3.0例文の151本目です。
as if he were somebodyは仮定法過去となります。
hate
「大っ嫌い」「憎む」等の意味を持つ動詞(名詞の意味もある)。longmanには、to dislike someone very muchという説明がなされており、海外ドラマや映画で頻繁に用いられる印象がある単語となる。
behave
「振舞う」「行儀よくする」「行動をする」「(化学物質等が)反応を示す」等の意味を持つ動詞。語源は、be(強意)+have(持つ)→「(自分自身)をしっかり持つ」ということ。ここから「ある特定の方向に行く」といったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
なお、「礼儀正しく」といったフレーバーが加わったのは19世紀頃となり「行儀よくする」という意味につながっている。
as if he were somebody
「まるで大物のように」という意味の表現。文法的には仮定法過去となっており「現在の事実に反する(起きうる可能性が低いものも含む)」ことを表すときに使われる形となる。この例文の場合は「彼は大物ではない」という事実に反して「まるで大物のように」振舞っているということ。学校で習う典型的な文章を挙げれば、if I were a bird(もし私が鳥であれば)…という文章も仮定法過去の一例となる。
なお、仮定法過去の場合は文法的にはこの例文のようにwereを使うのが正しいとされているが口語ではwasを使うことが多くなっている。ちなみに、somebodyが大物という意味を持つ理由については、something of a…(ちょっとした…)で少し触れているので参考にしてもらえればと思う。また、仮定法過去についてはこちらでまとめているので一読頂けると理解が深まると思う。
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