DUO3.0例文解説メモ #079

2024年1月6日DUO

管理人
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DUO3.0例文の79本目です。

文法的には、慣用的な独立分詞構文を使った文章となります。

この例文で出てくるstrictという単語は海外ドラマのFriendsでも出てきました。場面としては、自分の父とその浮気相手と鉢合わせになった場面で、勝手なことをされないように「ここは俺の家だから俺のルールに従ってもらう」という発言に対して、Wow. He’s strict.(あら、厳しいのね)と浮気相手がいった場面です。

GhatGPTより生成した例文イメージ画像
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strictly speaking

「厳密に言えば」という意味を持つ慣用的な独立分詞構文の1つ。分詞構文では、A strictly speakingといった具合に意味上の主語をAで表すことになるが、こういった慣用的な表現では、A=一般の人々となるため主語は省略されている。似たような表現として、generally speaking(一般的に言えば)、frankly speaking(率直に言えば)、according to…(…によると)speaking of…(…と言えば)等があるが、覚えてしまえばそのまま使える表現になるので例文暗唱を通じて素直に暗記してしまうのが良いと思う。

なお、同表現で使われているstrictlyは「厳しく」「厳密に」等の意味を持つ副詞で、語源は、語根strict(押し付ける)を持っており「精神的に圧迫する」「きつく引っ張る」というニュアンスから前述の意味につながっている。

differ

「異なる」「意見が合わない」等の意味を持つ動詞(自動詞としての意味しかない)。語源は、dif(離れる)fer(運ぶ)→「離れるように運ぶ」ということ。ここから、①何かから離れるように運ぶ→「異なる」、②意見から離れるように運ぶ→「意見が合わない」といった具合に冒頭の意味につながっている。前述したように自動詞の意味しかないため、後ろに名詞が来る場合は必ず前置詞を伴うが、語源イメージから分かるように起点を表すfrom(~から)と相性が良いのが感覚的に分かると思う。

なお、この例文に沿って考えれば「彼の見解は、私の見解を起点としていくらか離れて運んでいる」ということ。ちなみに、広く知られている形容詞differentは、differにラテン語系の現在分詞末尾である接尾辞-entが付いて形容詞化された単語となる。そのため、この例文はdifferentを使って、his view is somewhat different from mine.ということもできる。感覚的に合っているかどうか分からないが、differの方が少しフォーマルで書き言葉として使われることが多い印象がある。

somewhat

「いくらか」「若干」等の意味を持つ副詞。語源は、some(ぼんやりと存在するイメージ)+what(何か)→「何かがぼんやりと存在する」となり、冒頭の意味につながっている。

なお、longmanには、more than a little but not veryという説明があり「ちょっとよりは上だけど、非常にまではいかない」といった意味合いとなる。副詞なので、色んな所に入れることができ、話すときには使い勝手が良さそうな印象。

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Posted by EngxEng