DUO3.0例文解説メモ #297
DUO3.0例文の297本目です。
日本語だと一括りに料金と言いますが、英語の場合は細かな区分けがあります。
round-trip
「往復の」という意味の形容詞。roundのクルっと一周するイメージから「行って戻ってくる」ということ。ちなみに、片道のことはone-wayというので併せて覚えておくとよいと思う。なお、同表現はハイフンで単語をつないで作られた複合形容詞となる。
fare
「交通料金」「運賃」等の意味を持つ名詞。日本語では料金と一括りにするが、英語では種類によって単語が違うので要注意。語源は、welfare(福祉)でも少し触れたように「旅をする」という動詞の意味から「通行料」という意味になっている。そのため、バス・電車・飛行機などの料金を主に指す。
日本語だと何でもかんでも料金となるが、英語の場合は細かな区分けがあり、chargeのところで説明しているので忘れてしまった方は読み返して頂ければと思う。参考までにリンク先で説明した図を再掲しておく。
destination
「目的地」「目標」等の意味を持つ名詞。語源は、de(強意)+sti(立つ)+ation(名詞語尾)→「完全に立たせる」ということ。ここから行き先を完全に決めるといったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。前の例文で説明したdestiny(運命)も同語源に由来しているのでそちらの説明も読み返してみると単語間のつながりが強化されると思う。
each
「それぞれの」という意味の形容詞(副詞、代名詞の意味もある)。一つ一つの個々を意識した単語となるので、後ろには必ず名詞の単数形が来る。よくeveryと混同しやすい単語となるが、この辺りについては前の例文で説明しているので忘れてしまった人は再読してもらえると理解が深まると思う。リンク先で掲載した図を参考までに下記に再掲する。
as follows
「次の通りです」「下記の通りです」という意味の表現。主に文章やメールで多用される印象がある。メールで質問を投げるときに、最初にmy questions are as followsというような一文を入れておき、後はその下に箇条書きで質問事項を記載するというような使い方ができるので覚えておくと役に立つ表現の一つ。
この例文がメールの文面だったとすると、各目的地ごとの往復料金の一覧がこの文の下にズラッと書かれていることになると思う。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません