DUO3.0例文解説メモ #056

2024年1月6日DUO

管理人
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DUO3.0例文の56本目です。

mindは動名詞しかとらないと学校で習いますが、その背景もイメージと絡めて脳に紐付けておくとよいと思います。

大西先生の本に詳しく書かれてますが、to不定詞は漠然とした状況を指すのに対して、-ingは躍動感があるという違いがあります。そして、mindが動名詞しかとらないのもここに通じています。

GhatGPTより生成した例文イメージ画像
YouTube動画版もあるのでご活用ください)
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biologist

「生物学者」という意味の名詞。語源は、bio(生命)logy(学問)ist(専門家)→「生命を学習する専門家」となり、冒頭の意味につながっている。バイオは日本語でも使われており、バイオテクノロジー(生物工学)、バイオハザード(生物災害というゲーム)といった単語があるのでイメージは掴みやすいと思う。

be proud of…

「…を自慢に思う」「…に満足する」等の意味を持つ表現。「…について誇りに思う」とよく訳される表現となるが、ニュアンス的にはもう少しカジュアルな印象のある表現となる。

下記動画(Hapa英会話)でその辺りの感覚が分かりやすく説明されているので一度見てみるとよいと思う。感覚的には、I’m happy for you(私も嬉しい)といった内容に「誇り」というフレーバーを少し付加した表現になると思う。

I’m proud of youについて

historic

「(場所・建物等が)歴史のある」「歴史に残る」「過去に発生した」等の意味を持つ形容詞。語源は、history(歴史)+ic(形容詞語尾)→「歴史に関する」ということ。ここから、歴史に残るような「偉大な」「重要な」といったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。

なお、類似単語としてhistorical(歴史の)もあるが、こちらは単に「歴史に関する」という意味を持つ単語。もともと両単語は同じような意味で使われていたようだが、英語の進化の過程で上記のような使い分けがされるようになったらしい。

このような使い分けは覚えるしかないと思うが、historic discovery(歴史的発見)という表現からhistoricが「偉大な」というニュアンスを持つというのは紐付けられるので、その辺りも意識しながら例文暗唱するとよいと思う。

discovery

「発見」「発覚」等の意味を持つ名詞。動詞discover(発見する)の名詞形となるため、便宜上discoverの説明から始める。discoverの語源は、dis(反対)+cover(覆う)→「覆ってるものを取り外す」ということ。ここから「これまで覆われていたものが露になる」といったニュアンスとなり、前述の「発見する」という意味につながっている。そして、discoveryはその名詞形となるため冒頭の意味となる。

mind doing…

「…するのを嫌だと思う」という意味の表現。mindは「気にする」という意味の動詞なので、直訳すれば「…するのを気にする」となり意訳すれば冒頭の訳となる。

mindは動名詞しかとらない動詞の一つ(頭文字をとって、MEGAFEPSのMに相当する単語)としても認知されている単語で、この例文でも動名詞boastingをとっている。文法問題を解いたり、リーディングする分には、このルールを覚えておけば何ら支障はないと思うが、会話となるとやはり感覚と紐付けた方が圧倒的に楽なので補足しておく。

詳細は大西先生の本に書かれているが、to不定詞は漠然とした状況を表すのに対して(動詞の原形が使われるため)、-ingは躍動感があるという点。これは進行形を-ingで表すことからも感覚的に分かると思う。そして、具体的なイメージを伴っていないものはmind(気にする)できないため、-ing形しかとらないということ。

この例文だと、boasting about it(それについて自慢している)となっているので、ing形だと下図のような状況を思い描いており、それを気にしないということ。to不定詞だとこういった状況を思い描けず、漠然と~することという意味になるのでmindできないということ。

boast

「自慢する」「誇りにしている」等の意味を持つ動詞(名詞の意味もある)。語源は、語根bo(膨らむ)を持っており「話しを膨らませる」といったニュアンスから、冒頭の意味につながっている。また、周りを気にせずに不快にさせるというようなフレーバーも付加される単語となる。

なお、人以外が主語になることもあり、The city boasts two excellent museums.(その都市は、2つの素晴らしい博物館があるのを誇っている)といった具合に誇るものがあるという意味にもなる。上で説明している<be proud of…>よりも少しトゲのある表現となる。

YouTube動画版

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Posted by EngxEng