DUO3.0例文解説メモ #396

2024年1月11日DUO

管理人
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DUO3.0例文の396本目です。

make any commentsと複数形にした場合のニュアンスを考察してみました。

ChatGPTより生成した例文イメージ画像
YouTube動画版もあるのでご活用ください)
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spokesperson

「報道担当者」「報道官」等の意味を持つ名詞。chairman(議長)のところで触れたように元々はspokesmanという表現だったが、フェミニズム(男女同権論)の影響でspokespersonという表現が使われるようになってきている。

分解して考えれば、spokes(話す)+person(人)となり、誰か他の人について話す人というような意味となる。なお、spokesの部分はspeakの過去形であるspokeが不規則に変化した形らしい。個人的にはspeakesperson(話す人)の方が意味としてもしっくりとくるが。。。

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refuse

「断る」「拒む」等の意味を持つ動詞(名詞の意味もある)。語源は、re(元に)fuse(注ぐ)→「注がれたものを元に戻す」ということ。目の前に(比喩的に)注がれたものを「私のところではありませんよ」といった感じで注ぎ返す(元に戻す)イメージとなり冒頭の意味につながっている。

なお、refuse, reject, decline, denyの違いについてはリンク先にまとめているので気になる方は先読みして頂ければと思う。

make any comment

「コメントする」という意味の表現。

補足:make any commentsと複数形にした場合
複数形にしても同じ意味になるが感覚の差について少し考えてみる。<any+単数形>と<any+複数形>の違いとしてよく聞くのが、疑問文にした場合の心の開き具合。例えば、何か説明やプレゼンをした後に「何か質問がありますか?」というときに、Do you have any question?とDo you have any questions?の両方を使うことができる。

anyは大西先生の本に分かりやすく解説されているが「どの1つをとっても」という感覚なので、単数形であれば「どの質問でも」というのに対して、複数形であれば「反対意見、賛同意見、単なる質問など色々あるだろうけど、どれでも何個でも」というニュアンスになる。そのため、後者の複数形の方がより心を開いている感じとなる。

ただ、この例文の場合はrefuse to make any commentと言う形で「否定」の意味を表しているので、単数形であれば「どの1つのコメントもするのを拒否する」→「コメントというもの自体をしない」となり、複数形の場合は「色んな言い訳、ごまかす表現など何個かあるが、そいういったものをコメントしない」ということ。ちょっと回りくどくなってしまったが、単数形の方が「一切しない」というシャットアウト感が感じられる印象がある。

It’s under investigation

「調査中です」という意味の表現。前の例文でunder construction(工事中)という表現が出てきているように、investigationの部分を変えれば色々と応用が利く便利な表現となる。underは「何かに覆われて下に」というイメージの単語となる。

意味の広がりはリンク先にマインドマップ風にまとめてあるので参考にして頂ければと思う。覆われてというイメージから、プロセス中(水面下で進んでいるという感じだと思う)というニュアンスに派生して冒頭の意味につながっている。

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Posted by EngxEng