DUO3.0例文解説メモ #351
DUO3.0例文の351本目です。
achieve(成し遂げる)の類似単語にcomplete, accomplishがあります。これらのニュアンスの差異も把握しておきたいところです。
humble
「謙虚な」「質素な」「(身分が)低い」等の意味を持つ形容詞(動詞の意味もある)。語源は、humid(湿気のある)でも説明した語根hum(大地)に由来している。大地(地面)は人の「下」にあり、貧しいの人たちは地面の上に寝ていたというところから前述の意味になっているらしい。
なお、謙虚というのは「下」からという感覚から理解できると思う。このサイトにhumbleの解説が分かりやすくされているがどの使い方も「下」という感覚から理解できると思う。
achieve
「勝ち取る」「成し遂げる」等の意味を持つ動詞。語源は、ad(~の方へ)+chi(頭)→「頭に向かっていき到達する」ということ。ここから、①頭=目標と考えれば→「成し遂げる」、②頭=勝利や名声と考えれば→「勝ち取る」といった具合に冒頭の意味につながっている。なお、同単語はビジネスで使う単語という印象があり、longmanには日常会話ではachieveではなくgetを使うと説明されている。
また、語源の「頭に向かっていき」という部分から「努力を伴う」「到達する」「成功する」という感覚が伝わってくると思う。この例文の場合は、worldwide fame(世界的な名声)という頭に向かって行って到達したということになり、「努力」「成功」という感覚ともマッチする。似たような単語に前の例文で出てきたaccomplishがあるが、ここで差異を比較しているので参考にして頂ければと思う。
fame
「名声」という意味を持つ名詞。語源は、infant(幼児)のところで出てきた語根fa(話す)を含んでおり、「よく話された」→「評判になった」→「名声」という形で冒頭の意味となった単語。誰もが知っているであろうfamous(有名な)という単語も語根fa(話す)を含んでおり、fameと同じような感じで現在の意味となっている。そのため、語根fa(話す)からfameを連想しても良いと思うし、famousから連想しても良いと思う。
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