DUO3.0例文解説メモ #505
DUO3.0例文の505本目です。
recognizeは色んな意味がありますが、語源を知るとつながりが分かりますね。
although…
「…だけれども」「…ではあるが」等の意味を持つ接続詞。既にここで説明している内容なので忘れてしまった方は読み返して頂ければと思う。
in disguise
「変装して」という意味の表現。この表現で使われているdisguiseは「(人を)変装させる」「(事実・感情などを)隠す」等の動詞の意味を持っており、語源は、dis(離れる)+guise(外見*)→「外見から離れる」ということ。ここから、①人の外見を離れさせる→「(人を)変装させる」、②事実や感情といった比喩的な外見を離れさせる→「(事実・感情などを)隠す」といった具合に前述の意味につながっている。
なお、disguiseには「変装」「偽装」といった名詞の意味もあり、この表現では、in(中に)+disguise(変装)→「(人を)変装の中に入れて」ということになる。
*)guiseは、guideと同じく語根gui(見る)を持ち「見える姿」→「外見」といった意味につながっている。
recognize
「(前から知っている人やモノ等)をそれと気付く」「(公式に)承認する」「(事実・重要性を)認める」等の意味を持つ動詞。語源は、re(再び)+co(強意)+gn(知る)+ize(~する)→「再び正確に知る」ということ。
ここから、①既に知っているものに対して再びそれであると知る→「(前から知っている人やモノ等)をそれと気付く」、②再び正確にというニュアンスからそれが重要であるとなり→「(公式に)承認する」「(事実・重要性を)認める」といった具合に冒頭の意味につながっている。ネイティブ視点でのニュアンスについてはここにまとめられているので一読しておくとよいと思う。
at a glance
「一目で」という意味の表現。この表現で使われているglanceは「サッと見ること」「(ボールなどが)それること」等の意味を持つ名詞となる(動詞の意味もある)。語源は、gla(冷たい)という語根を持ち、古フランス語のglacier(滑る)を経て、「滑る」→「(ボールなどが)それること」という具合に意味が派生している。
また、スペルが似ているgl(輝き)という語根の影響も受けており「一瞬」というニュアンスから「サッと見ること」という意味も持つ単語となる。そのため、at a glanceという形で、at(点)+a glance(サッと見ること)→「一点をサッと見て」となり意訳すれば冒頭の意味となる。
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